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【レビュー】ゴスペラーズ『Keep It Goin' On feat. Penthouse』

June 10, 2022 17:00

ゴスペラーズ

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7月6日(水)に発売となるゴスペラーズのセルフカバーアルバム『The Gospellers Works 2』から、「Keep It Goin’ On feat. Penthouse」の先行配信がスタートした。この曲は2005年にリリースされた三浦大知のソロデビューのシングルナンバーでゴスペラーズの黒沢薫と、音楽プロデューサーの宇佐美秀文氏が作曲を担当。三浦へ提供したこの曲を、今話題の6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド Penthouseをフィーチャリングに迎え、躍動感溢れるセルフカバーに仕上げている。

オリジナルとセルフカバーヴァージョンではまず曲の長さが違う。ダンスビートとグルーヴを感じる三浦の「Keep It Goin’ On」が3分59秒に対して、洗練されつつ疾走感を感じる今作は2分40秒。BPMも今作の方が高い。どちらが好きかという野暮を言うつもりはないが、聴き比べも一興だろう。
さて、オリジナルとの比較はこれくらいにして、「Keep It Goin’ On feat. Penthouse」の話をすると、メンバーそれぞれが違う歌声の魅力を持つ絶対的存在感のゴスペラーズと、高い演奏力を持つPenthouseのコラボレーションはプラスでしかない。特に黒沢薫のハイトーンボイスと浪岡真太郎のアグレッシヴなヴォーカルのバランスに加え、全体のコーラスやヴォーカルセッションは興奮しかないし、フックになっている大島真帆の声も聴き逃がせない。その他、Cateenのピアノの存在感など、「フィーチャリングでちょっとだけ参加しています」と言うのとはわけが違う。しっかりゴスペラーズ!しっかりPenthouse!それでいて互いの存在がぶつかり合うことなく、あまりにも自然に融合していることには正直驚いた。ジャズやソウル、ポップなど様々な音楽要素と彼らの歌声、アレンジはヘビロテ確定!

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