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「ポール・マッカートニー写真展1963-64~Eyes of the Storm~」が本日より開催!

July 19, 2024 15:30

アート

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「ポール・マッカートニー写真展1963-64~Eyes of the Storm~」が本日より開催!

2023年、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念として開催された、『ポール・マッカートニー 写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』 がいよいよ日本でも、本日7月19日(金)より東京シティビュー(東京・六本木ヒルズ森タワー52階)にて開幕!その開催に先立ち、開催日前日にプレス向け内覧会が開催された。

スペシャルゲストとしてハリー杉山、小倉智昭、家入レオが登壇。

sugiyama20240719.jpegユニオンジャックのカーディガンに、ステラ・マッカートニーデザインのTシャツという装いで登場したハリーは、ビートルズ好きの父親の影響で自身も幼い頃から大のビートルズファン。今回の写真展の中でお気に入りの一枚は、マイアミでくつろぐジョージ・ハリスンの姿。「すごくリラックスしていて、人生を謳歌しているなという、本当に心の底からの写真なんです!」と興奮気味に語った。

leo20240719.jpeg「音楽の “さらに奥にあるもの” を感じられた写真展!」と、ハリー同様興奮気味に語ったのは、家入レオ。ポールの撮影だからこそ見せるメンバーやプロデューサーをはじめとする関係者の自然な表情に対して「家族写真を見ているような気持ちになった」と感慨深げにコメントした。とくに白黒からカラーに変わったマイアミの写真コーナーについては「ここからビートルズが世界にさらに愛される存在になったことが写真からも伝わってきた。ちょっと陽気な感じがよく表れていて、ファンとしては大興奮でした!」と熱く語った。

更に、ポール本人へのインタビュー経験を持つ小倉は、写真につけられている×マークなどにも注目し、「よくこの写真をポールが出したと思ったり、なぜだろう?と考えると、同じ写真でも違って観えてくる」と当時の思い出と共に写真展への感想を述べた。

ogura20240719.jpegそしてギャラリートークには、ナショナル・ポートレート・ギャラリーのチーフキュレーター、ロージー・ブロードリー氏が登壇。一部の写真を除いてこれまで世に出ていなかった写真の展示が今回の大きな見どころだが、きっかけは2022年にポールが別のプロジェクトに関わっていた時のこと。ポールがビートルズ初期に自分もよく写真を撮っていたことを思い出し、自身のチームに問い合わせて発掘されたのだ。しかもそれらは現像されておらず、コンタクトシート(写真の縮小版を一覧にしたシート)やネガの状態だった。それらをロージーとポールが一緒に選別し、その写真にまつわるエピソードなども話してくれたことや、ポールが展示会開催にとても協力的だったことなどを語った。

20240719DSC_3893.jpeg今回はそういうポール自身との時間や空気感も再現したいと考え、彼自身の発言の引用や声を用いたオーディオガイド、コンタクトシートなどに書かれていた手書き文字の展示なども採用されている。そして今回、彫刻家デイヴィット・ウィン氏によって制作されたビートルズ4人の頭をデザインしたブロンズ像が日本だけの特別展示作品となっているので是非注目したい。

125A1488.JPGエントランスには、東京展(日本展)オリジナルのフォトスポットを設置する他、高さ2mを超える巨大なビートルズのメンバーの写真パネルを掲出。11m吹き抜け、開放的な展望台の窓面にもビジュアルなどを配置し、海抜250メートルからの東京の眺望と融合する東京展(日本展)ならではの展示を楽しむことが出来る。
また日本展限定グッズや、展覧会をイメージした3種類のコラボレーションカクテルが同フロアの「レストラン THE MOON」で提供されているので、こちらも是非チェックしてもらいたい。

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