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新垣結衣、夏帆、瀬田監督が登壇。映画『違国日記』公開直前イベント!

May 31, 2024 10:00

映画

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新垣結衣、夏帆、瀬田監督が登壇。映画『違国日記』公開直前イベント!

累計販売数180 万部を突破し「心が救われる」「人生の本棚にはいった」など多くの共感を得た同名コミックを映画化した『違国日記』が6月7日(金)に全国公開される。その公開を記念した公開直前イベントが、5月29日(水)東京・神楽座で開催され、主人公“高代槙生”を演じた新垣結衣と、その親友“醍醐奈々”を演じた夏帆、そして本作の監督瀬田なつきが登壇した。

原作の大ファンでもあると公言している新垣は「夏の湿気まじりの緑の匂いや土の匂い、体育館の冷える感じとか、槙生の部屋の匂い、そういうのが伝わってくる作品だなと思っています。それによって物語に引き込まれるというか、連れていってもらうような気持ちになれて、すごく良いなと思えました」と作品について述べた。また、田汲朝(演・早瀬憩)の歌唱シーンについても「心が洗われて晴れた気持ちで試写室を出て、監督と笑顔を交わした」と振り返る。

movie2024053103.jpeg同じく原作が大好きで、自分にとっても大切な作品と語る夏帆は、原作と全く同じではないものの、共通する空気感を感じられることは原作ファンとして嬉しいと言いながら「瀬田さんが撮る、まだ本当に感性が瑞々しい年頃の女の子がすごく好きで、今回もそれは炸裂してたなと思いました」と笑顔を見せた。

10年以上共演がなかった新垣と夏帆だが、本読みで初顔合わせした時から距離は感じなかったと新垣。原作ほど二人のシーンは多くないものの、“醍醐”と“槙生”が過ごしてきた時間を表現するうえで、新垣も夏帆も安心感を覚えたと言う。「この二人の空気感を短い時間の中で、スクリーンの中でどうやって表現できるのかなっていうのはリハーサルの前にすごく考えていて。でも実際に結衣ちゃんと会ったら本当にすごく久しぶりに会ったはずなのに、その時間を感じなくてスッと友達同士になれた気がして」と夏帆は言う。監督含め、撮影中の様子を振り返りつつ終始笑顔の三人で会場からも笑顔がこぼれる。

新垣は、“高代槙生”というキャラクターについて「自分に対しても誰かに対しても正直な人」と語る。監督ともそんな槙生の、誰かといる時の表情、色々な顔を見せられたらと話していたそうだ。一方、“醍醐奈々”は、社交的なイメージ。夏帆は原作を読んでいた時から、醍醐と槙生の関係性がすごく素敵だと感じていたようで「決してべったりしてるわけじゃないけど、ちゃんとお互いのことを必要としていて、理解していて。でも会うと10代の頃のノリに戻るというか。とにかく撮影が楽しくて、結衣ちゃんに会うのを楽しみに現場に行ってみたいな感じだったんですけど(笑)」と笑顔で話す。

movie2024053105.jpeg撮影日数は少なかった夏帆だが「とても大切にしたいと思えるような、そんな思い入れのある現場だったな」と振り返った。

今回映画を作るにあたり、新垣と監督で沢山のディスカッションを重ねたそうで、監督は舞台袖から台本を持っていた。付箋が貼られ、何度も捲られたことがひと目で分かる台本を手に監督は「槙生の性格は新垣さんそのままで、正直で誠実で嘘がない」と言うと、恐縮した表情を浮かべる新垣。しかし台本を捲ろうとする監督のマイクをすぐに持ち監督に向けてあげる一連の動作があまりにも自然な流れで、まさに監督の言葉どおりだと筆者は感じた。槙生と醍醐の関係性を重ねて台詞を追加したことや、そういう部分があちこちに散りばめられていることなどを語る監督と新垣。この日は公開前の特別上映もあり、ネタバレも含め話すと、会場からも頷いたり笑顔が出たりする場面も。新垣は、「ブラッシュアップしていきたい箇所がお互いに一致していたらしく、それは分かち合えた気がして、すごく嬉しかったです」と当時を振り返った。

movie2024053101.jpeg「この映画で伝えたいメッセージは本当に沢山あるんですけれど、それぞれがそれぞれの境遇で抱えているものがあって。勿論トラウマに触れてヒリッとするような瞬間もあるかもしれないけど、一緒にいることで優しい時間を過ごせるのがすごく救われるなと感じています。原作でも感じていたことですが、この空気が映画の中でも感じてもらえるかなって思うので、皆さんに観ていただけると嬉しいです」と、最後に新垣が映画への想いを述べると、公開直前イベントは終了した。

『違国日記』は6月7日(金)全国公開。

Photo & Text:秋山雅美(@ps_masayan

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