Kenta Dedachi、新曲「Goldfish feat. Raine」デジタルリリース！初の全国ツアーもスタート！

Suzuka Fukuhara(Dolphin Guitars)

シンガーソングライターKenta Dedachiが本日9月27日(水)、新曲「Goldfish feat. Raine (読み：レイン) 」をデジタルリリースした。
 
Backing VocalにLA在住のシンガーソングライターで小坂忠の孫娘であるRaineを迎え、どこか懐かしいような、レトロで暖かい雰囲気が味わい深い作品に仕上がっている。
 
サウンドプロデュースはKOSENが担当、リズム隊はピアノ・スリーピースバンドRyu MatsuyamaからTsuru(Ba)＆Jackson(Drs)が参加。透明感溢れるサウンドでありながら、中盤張り裂けそうなKenta DedachiのVocalとあいまってドラマチックな展開をみせるところも聴きどころだ。
 
配信ジャケットのデザインは「Where We Started」(2020年リリース)以来となる岡田崇によるもの。ミュージックビデオは昨秋LAで開催されたフェスで出逢い、意気投合したという映像作家のTaka Tsubotaが自ら撮影、編集を手掛けた。LAの街を背景に水槽の中を遊泳する金魚と泡のように浮かぶ歌詞が特徴的な作品となっている。

昨日9月26日(火)はYokohama mint hallで初のアコースティック全国ツアー “Cozy notes” Tourの初日を迎えたKenta Dedachi。“心地良い音”というタイトルにふさわしい内容で、アコースティックギターの弾き語りを中心に、シーケンス、ルーパー、そして声を巧みに組み合わせた多彩な音空間で会場を染め上げた。印象的だったのはLAのミュージシャンの間で人気を博すラバーブリッジ・ギターを使っての新曲「Goldfish」。日本では売られていないこのギターを今回のツアーのために自作したというから驚きだ。サステインの無い素朴な生音がPAシステムを通すと、まるでハープのような幻想的な音になり、ベッドルーム・ポップ感を増殖させる役割を果たしていた。この先、仙台、札幌、京都、名古屋、福岡とツアーだけでなく、各地で出演が決まっているイベントでも披露されるそうなのでギター好きの人ならずともチェックしてほしい。

12月には1年4カ月ぶり、LAから帰国後、初のバンド編成のワンマンライブ“ALL-IN JAM with Ryu Matsuyama”が東京と大阪で開催することも決定。アコースティックな “Cozy notes” Tourとは180度ベクトルの異なるライブになるに違いない。Ryu Matsuyamaのバンドサウンドとの融合がどのような化学変化を起こすのか、Kenta Dedachiの新たなパフォーマンスに注目が集まる。


■ Kenta Dedachi オフィシャルHP
https://www.kentadedachi.com