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アンディ・ウォーホル大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」公式図録に横尾忠則氏がエッセイを寄稿、コメントも公開!

September 12, 2022 12:00

アート

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アンディ・ウォーホル大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」公式図録に横尾忠則氏がエッセイを寄稿、コメントも公開!

2022年9月17日(土)より京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」にて開催される「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展(主催:京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO)の公式図録の概要が公開。図録内に横尾忠則氏によるエッセイが収録されることが発表された。

公式図録には出品作品のカラー図版と詳細な解説文、本展キュレーターのホセ・カルロス・ディアズ氏(アンディ・ウォーホル美術館)と山田隆行氏(京都市京セラ美術館)それぞれの論文を収録。1956年のウォーホル来日時の足跡をたどり、ウォーホル芸術に日本が与えた影響を考察する。

さらに、ニューヨークの「ファクトリー」を二度訪問し、生前のウォーホルと交流のあった美術家・横尾忠則氏によるエッセイも掲載。その他にもアンディ・ウォーホル美術館のアーカイブをまとめた『A is for Archive』からファッションをテーマとした「F is for Fashion」を本書のために翻訳。1956年と1974年の二度の日本訪問を記録した貴重な写真を多数収録した永久保存版となっている。

また、公式HP、SNSにて横尾氏から展覧会開催へ寄せたメッセージも公開。
 
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横尾忠則メッセージ

1967年の夏だった。ニューヨークの倉庫街。ファクトリーと呼ばれていたスタジオではじめてウォーホルに出会った。暗い部屋の中で真黒のサングラスを掛けたままシルクのインクを調合しているウォーホルを見た時、僕は彼のあの鮮やかな色彩の秘密と謎が一瞬に解けたような気がした。彼の秘密を明かすにはうんと濃いサングラスを掛けて展覧会場を歩いて見たら-。



いよいよ今週末に開催が迫ったアンディ・ウォーホル・キョウト。是非お見逃しなく!

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