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ノラ・ジョーンズ、1stアルバムの20周年記念盤が遂にリリース!ドン・ウォズとの対談動画も公開!

May 2, 2022 12:00

Norah Jones

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ノラ・ジョーンズ、1stアルバムの20周年記念盤が遂にリリース!ドン・ウォズとの対談動画も公開!

2002年にブルーノートからリリース後20ヵ国でチャート1位を獲得し、グラミー賞ではアルバム・オブ・ザ・イヤー、レコード・オブ・ザ・イヤーを含む8部門を受賞。「史上最高のデビュー作のひとつ」(ローリング・ストーン誌)と絶賛を集め約3,000万枚のセールスを誇るノラ・ジョーンズのデビュー作『ノラ・ジョーンズ』(原題:Come Away with Me)。

リリースの20周年を記念し最新リマスター&22曲もの未発表音源を収録した『ノラ・ジョーンズ【スーパー・デラックス・エディション】』の輸入盤&デジタルが4月29日遂にリリースされた(国内盤は5月20日(1CD)、27日(3CD)発売)。それに合わせてブルーノートの社長であるドン・ウォズとの対談動画「First Look」も公開されている。

https://youtu.be/BqTonh-O1TQ

また、リリース前日に行われたライブ配信は、当時クレイグ・ストリートのプロデュースでレコーディング・セッションが行われたオールエアー・スタジオから行われた。ビル・フリゼール、ブライアン・ブレイド、トニー・シェアという当時のレコーディング・メンバーを引き連れ、アルバム全曲に加え未発表音源からも演奏。一部ジェシー・ハリスも参加するという豪華な内容となった。アーカイヴは1週間ほど視聴可能とのことなので、見逃さないようにチェックしよう。

https://youtu.be/Sx1RgCjmvfg

CD3枚組となる『ノラ・ジョーンズ【スーパー・デラックス・エディション】』は、ノラ本人と、デビューからノラを手掛けてきたブルーノートのイーライ・ウルフによる監修。Disc 1には、当時マスタリングを手掛けたテッド・ジェンセンによるオリジナル・アルバムの最新リマスターを収録。Disc 2には、最初期に制作され、ブルーノートとの契約のきっかけになった完全未発表の最初期デモ音源11曲、そしてデビュー当初にプロモーション用として制作されたレアEP『ファースト・セッションズ』が収めされている。そしてDisc 3には、ブルーノートとの契約後クレイグ・ストリートのプロデュースでレコーディングされたもの、当時のブルーノート社長ブルース・ランドヴァルの意向によりアルバム収録が見送られた音源を収録。ニューヨークのオールエアー・スタジオでレコーディングされたため「オールエアー・セッションズ」と呼ばれるこれらの音源は、「セヴン・イヤーズ」、「フィーリン・ザ・セイム・ウェイ」、「ザ・ロング・デイ・イズ・オーヴァー」の3曲が追加の録音とミックスを経てアルバムに収録された以外はお蔵入りとなった幻のもので、全13曲中11曲が完全未発表となっている。また、オリジナル・アルバムの最新リマスターを収録した通常盤(SHM-CD、SACDの2形態)も同時発売予定だ。

また、今回ライナーノーツもノラ自身が執筆。その中でノラは自身のデビュー作について「このアルバムは信じられないほど誇らしく、一緒に作ってくれたみんなにとても感謝しているわ。最初の試みとしては良かったと思うし、その時の私音楽的を本当に捉えていると感じたから、最高に誇らしく、望んでいたことを全て実現出来たプロダクションだった。アルバムとしてリリースする前に、いくつかの異なる道を探ることができたことにも今はとても感謝しているわ。レーベルも含め、誰もこのアルバムがこれほどの成功を収めるとは思っていなかった。ブルース(・ランドヴァル)とブルーノートの特別なチームには、自分のサウンドを見つけるチャンスを与えてくれたこと、そして私の思うような作品を作らせてくれたことに一生感謝したい」と語っている。

また、今回の20周年記念盤のリリースについては、「未発表だった音源を聴き返して、誰も聴いたことのないアルバムの別世界にタイムスリップしたような気分になったわ。クレイグ(・ストリート)に今回のリリースについて話をしたら、彼はエンジニアのトニー・マセラティに録音のバランス調整を依頼したらどうかと提案してきたの。これで私のボーカルがより前に出てきて、当時22歳だった小さな自分が新しいことに挑戦し、周りの音楽にうまく溶け込んでいたのをようやく聴きとることが出来たわ。過去20年間に1度しか聴いたことのないこのセッションを再び振り返ったとき、素敵な驚きがあった。クレイグと再会し、当時のセッションを今回仕上げることができて凄くうれしい。私は彼から多くのことを学んだの。私はオールエアー・スタジオで過ごしたあの時間を夢のようなファンタジーのように考えていて、これらの録音を聴くと今でもそのような気持ちになるのよ」とコメントしている。

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