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アインシュタイン来日100周年記念!ウォールマンガアーティスト、内田慎之介がライブペインティング!

January 18, 2022 12:00

アート

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アインシュタイン来日100周年記念!ウォールマンガアーティスト、内田慎之介がライブペインティング!

ドイツ大使館(東京・南麻布)壁面にて、1月17日(月)にウォールマンガ・アーティストの内田慎之介がライブ・ペイント・セッションを敢行。

2022年はドイツ生まれのノーベル賞受賞者アルベルト・アインシュタインの来日100周年に当たる年。それを記念しドイツ大使館はアインシュタインの日本講演旅行を今年のウォールアートの主題に決定。1922 年11月17日から12月29日まで妻のエルザとともに日本で過ごした日々を、気鋭のマンガ・アーティストの内田慎之介が6枚のウォール・アートで表現。最後の1枚となる6枚目を、1月17日(月)にドイツ大使館壁面にライブ・ペインティングを行い6枚のウォール・アートを完成させた。

マンガでたどるアインシュタインの日本滞在記は、日本郵船「北野丸」で香港、上海を経て、夫妻が日本に到着したところから始まる。大使館横の壁に沿って坂を登るにつれ、東京から東北、関西、九州へと旅する様子、日本の佃煮をとても気に入ったエピソードや駅弁売りの元気な声などの旅の記録や、「外の人間」の視点から見た日本がそれぞれのパネルに滞在中の時系列に沿って描かれている。坂を登りきったところにある6枚目はアインシュタインが日本を離れるシーンだ。また、セクションごとに解説文もあり、当時の様子を詳しく知ることができる。

普段はサイバーパンク系のビジュアルを描く内田にとって、初めての実在人物の描写。最初にドイツ大使館から依頼があった時は『私でいいんですか?』と戸惑ったという。アインシュタイン夫妻が旅した時代は大正時代。当時の建築物や電線から市街地の描写には、様々な資料を取り寄せて描き込んでいった。また、アインシュタインといえば「E=mc2」で知られる数式。ウォール・アートにはそれらの方程式も盛り込まれた。内田は『マンガはみなさん読むので、他のアート作品と比べると、親しみやすいのかもしれませんね。道を歩きながらアインシュタインが過ごした日本を見て行って下さい』と呼びかけた。

この日のライブ・ペインティングの模様は、ドイツ大使館の公式SNS、Youtubeチャンネルでも生配信された。内田慎之介が描いた6枚のアインシュタインの日本滞在記は、ドイツ大使館の壁面で見る事ができる。


ドイツ連邦共和国駐日大使・クレーメンス・フォン・ゲッツェのコメント

アインシュタインは、理論物理学の分野のみならず、国際理解や世界平和の実現に多大な貢献をしました。1922年の来日はアインシュタインが日本に滞在した唯一の機会でしたが、旅についての詳細な記録は日本の社会や文化がいかに深い印象を残したかを物語っています。私たちは、アインシュタインの印象をできるだけ忠実に再現したいと考えました。マンガスタイルで表現する内田慎之介氏のウォールアートこそ、アインシュタインの日本滞在記を描写するのにもっとも相応しいと確信しています。


内田慎之介のコメント

東京のドイツ大使館から、アルベルト・アインシュタインの日本旅行を描くために選ばれたと連絡を受けた時は大変驚きました。制作する過程で日本の文化を楽しむアインシュタインの姿を知る事ができ、私自身も嬉しく思いながら描かせて頂きました。壁面の一部はライブペイントで仕上げますので見て頂く皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。貴重な機会を頂き大変光栄です。ありがとうございました。



■ ドイツ連邦共和国大使館HP
https://japan.diplo.de

■ ドイツ連邦共和国大使館Twitter
@germanyinjapan

■ ドイツ連邦共和国公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/GermanyInJapan

■ 内田慎之介 Twitter
@mangalivepaint