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映画『ムーンライト・シャドウ』ポップなインテリアに溢れた映えすぎる場面写真を初解禁!

September 3, 2021 13:30

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映画『ムーンライト・シャドウ』ポップなインテリアに溢れた映えすぎる場面写真を初解禁!

1988年刊行、吉本ばなな著「キッチン」に収録される短編小説「ムーンライト・シャドウ」は、吉本ばななの原点とも言える名作ラブストーリーであり、ファンの中では初期の名作との呼び声も高い。映画化にあたり、主人公・さつきを本作が初の長編映画単独主演となる小松菜奈、そしてさつきの恋人・等役を宮沢氷魚が演じ、以前から原作のファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ監督がメガホンを取り、これからのアジアを牽引するフレッシュかつ実力あるキャスト・スタッフが集結した!映画『ムーンライト・シャドウ』は2021年9月10日(金)全国ロードショー!

数々の国際映画祭で称賛を浴び、世界が注目するエドモンド・ヨウ監督が日本が誇る名作小説を、唯一無二の手腕で映画化!映画作りの根底にはあの川端康成や三島由紀夫らにも大きな影響を受けていた?!こだわりと圧倒的センスが詰まった、主人公・さつきの映えすぎる部屋の場面写真を初解禁!

本作でメガホンを取ったのは、マレーシア出身の映画監督、エドモンド・ヨウ。まだ学生だった2009年に手掛けた短編映画『kingyo(邦題:金魚)』が、ヴェネチア国際映画祭のコンペ部門に正式招待され脚光を浴びると、翌年に監督を務めた『Inhalation(邦題:避けられない事)』が釡山国際映画祭・短編部門グランプリに輝くなど、早くからその才能に世界中から熱視線が向けられてきた気鋭のクリエイターである。そんなエドモンドは、学生時代には早稲田大学大学院で映画制作を学び、自身の映画作りにおいては、川端康成や三島由紀夫などからも大きく影響を受けているそう!

director20210903.jpg原作者の吉本ばななもエドモンドの生み出す幻想的な映像美と完成度に厚い信頼を寄せているが、まさにエドモンド監督だからこそ生み出された映画観・世界観とこだわりが垣間見られる、主人公・さつきの映えすぎる部屋の場面写真を初解禁!可愛らしいアートボードや個性的なデザインが施された掛時計が、淡いブルーの壁一面にところ狭しと飾られ、さつきのアイデンティティーを象徴するような部屋をはじめ、ポップでカラフルなパッチワークのカーテンやチェア、世界中のアンティーク調の小物に溢れている本棚など、隅々まで丹念にこだわり抜かれたインテリア、どれも目を奪われてしまうこと間違いなし!

エドモンド監督自身もこの仕上がりには充実感を覚え、「さつきの部屋は、スペインのペドロ・アルモドバル監督の作品やいくつかのヨーロッパ映画を参考にしています。この映画の色のトーンを決めるにあたっては、撮影監督のコン・パフラックと何度もディスカッションを重ね、コンのセンスに任せたところも大きいです。」と、鮮やかなセットデザインも高く評価されている巨匠ペドロ・アルモドバルにインスパイアを受けたことを明かしている。さらに、作品全体の映像のカラーはクシシュトフ・キェシロフスキやルカ・グァダニーノの作品から影響を受けているそう!

まばゆいほど美しく神秘的な映像美で表現することを得意とするエドモンド・ヨウ監督の手により、原作の持つファンタジックな世界観がさらに深まりスクリーンに広がっていく本作。世界中から期待を寄せられるエドモンド監督が撮った日本の情景に注目すると共に、アーティスティックな背景やインテリアも、ぜひ劇場で目を凝らしてご堪能頂きたい!

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