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映画『かそけきサンカヨウ』崎山蒼志による書下ろし楽曲が主題歌に決定!

June 8, 2021 16:30

崎山蒼志

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映画『かそけきサンカヨウ』崎山蒼志による書下ろし楽曲が主題歌に決定!

人気監督・今泉力哉監督が窪美澄の短編集から自ら映画化を希望し、志田彩良が主演を務め、井浦新と父子共演することで話題の映画『かそけきサンカヨウ』の主題歌情報が解禁された。

本作の主題歌は高校卒業直前の今年1月にアルバム『find fuse in youth』でメジャー・デビューを果たし、若者から熱い支持を受ける崎山蒼志が本作のために書き下ろした「幽けき」(かそけき)に決定!

崎山蒼志氏は、「登場人物たちの会話などからもうかがえる小さなすれ違いや、それでもちゃんと向き合っていく様と共に、それらの空気感をできるだけ溢さないような、すっとでてくる音を言葉を待つように曲を制作しました」とコメントしている。

また元々、崎山のファンでもあった主演の志田は「主題歌が崎山さんだという嬉しさで全身がゾクゾクして、劇場の明かりがついた瞬間、隣で見ていた鈴鹿央士くんと2人して大興奮でした!!」と喜びを表し、今泉監督も「もともと大好きだった崎山蒼志さんが主題歌を書き下ろしてくれることになり、この映画にどんな歌を添えてくれるのかとても楽しみに待っていました。そしてそれはそれはすてきな歌が生まれました。」とコメントを寄せている。

映画は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている。主人公・国木田陽を志田が、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陸を鈴鹿央士が演じている。

監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降、『アイネクライネナハトムジーク』、『mellow』、『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本も作品が公開された人気監督の一人、今泉力哉。主人公・陽が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に映像化した。


志田彩良 コメント

試写会で初めて完成した作品を観た時、エンドロールでこの曲が流れた瞬間に主題歌が崎山さんだという嬉しさで全身がゾクゾクして、劇場の明かりがついた瞬間、隣で見ていた鈴鹿央士くんと2人して大興奮でした!!透明な物語が少しずつ色づいていき、最後に崎山さんの歌声と奏でる音が優しく包み込んでくれる事によってようやく完成する。エンドロールまでが一つの作品なんだと強く感じました。皆さんにお届けできる日が待ち遠しいです。是非エンドロールまでお楽しみ下さい!


今泉力哉監督コメント

もともと大好きだった崎山蒼志さんが主題歌を書き下ろしてくれることになり、この映画にどんな歌を添えてくれるのかとても楽しみに待っていました。そしてそれはそれはすてきな歌が生まれました。ふと口ずさんでしまう歌。暖かくも寂しい歌。そして声。その揺れ。初号試写でエンドロールが流れた時、主題歌を誰が担当しているか知らなかった主演の志田彩良さんと鈴鹿央士さんが、その歌声を聞いて、クレジットが流れる前に、ともに(え!?崎山蒼志!?)という反応をしていたのがとても微笑ましかったです。私たちがそうであったように、この映画をみた方々が崎山さんの歌声とともにこの映画を記憶してくれたらこれほど嬉しいことはありません。崎山さん、ありがとうございました。みなさま、お楽しみに。


崎山蒼志コメント

この度、映画「かそけきサンカヨウ」に曲を書き下ろしました。ワンカットワンカット、どこか儚さがあって、それでいて陰影がはっきりしている、輪郭のある映像が心地よく、正に普段私たちが生活する日常の機微を映画的に、映画の中に落とし込んだような空気感が素晴らしいです。登場人物たちの会話などからもうかがえる小さなすれ違いや、それでもちゃんと向き合っていく様と共に、それらの空気感をできるだけ溢さないような、すっとでてくる音を言葉を待つように曲を制作しました。監督、演者の皆様、関係者の皆様、有難うございます。そして、これを見ている皆様、ぜひお楽しみに!

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