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D.W.ニコルズ「現体制での活動終了」を発表

May 25, 2021 19:00

D.W.ニコルズ

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D.W.ニコルズ「現体制での活動終了」を発表

いつもD.W.ニコルズを応援いただきありがとうございます。

D.W.ニコルズは、2021年内をもって、現体制での活動を終了します。

D.W.ニコルズは、コンスタントな音源制作とツアー、自主企画、全国の大小問わない規模のイベント出演などを活動の主軸に置き、年間100本にも及ぶライブを行うことで、バンドとしての活動の基盤を保ってきました。メンバーは自らバンド運営の様々な業務も行い、D.W.ニコルズとしての活動を最優先に日々を歩んできました。

しかし、昨年来のコロナ禍でライブやツアーが出来なくなったことで、今までのような形でバンドを維持していくことが難しくなりました。

それをきっかけに、バンドのあり方や運営の方法について考え、話し合いを重ねました。それはメンバーそれぞれが自分の人生や毎日の生活、音楽、バンドとの関わり方について、より深く考えるということでもありました。これからの人生をどう生きるか。今まで見て見ぬ振りをしてきた現実とも向き合って考えなければなりませんでした。

そしてD.W.ニコルズは、現体制、つまり今のチームでの活動を2021年内で終了するという決断をしました。

長きにわたりサポートしてくださった関係者の皆さま、そして何よりいつもあたたかく見守り応援してくださったファンの皆さまには心から感謝しています。本当にありがとうございます。

コロナ禍の難しい状況の中ではありますが、今年いっぱいをかけて、行けるところには行き、出られるイベントには出演し、会える人には会って、感謝の気持ちを伝えたいと思っています。もちろん、6月からのツアー「BEAUTIFUL DAYS」も予定通り行いますし、大きなライブも計画しています。ひとりでも多くの皆さまに直接「ありがとう」を届けられるように、それぞれのグッデイに向かって、2021年をスマイルで走り抜けたいと思います。

来年からは、わたなべだいすけが「D.W.ニコルズ」の看板を背負ってD.W.ニコルズとしての活動を継続していく予定です。メンバーの今後など、その他のことについてはまだ決まっていないことばかりで現段階では何もお伝えできませんが、この年内の活動の中でじっくり考えながら、伝えられることはできる限り伝えていきます。

突然のご報告になってしまったこと、申し訳ありません。
現体制で活動する残り数ヶ月、ファンの皆さまと心を一つに走り抜けたいという思いから、このタイミングでの発表といたしましたこと、どうかご理解ください。

以下に、メンバーからのコメントと、現段階で発表できるスケジュールを掲載いたします。スケジュールはこれで全てではなく、まだ発表まで至らない計画中のものもあります。決まり次第、随時発表していきます。

まずは現体制での2021年を最後まで、そして来年からは新体制となるD.W.ニコルズを、よろしくお願いいたします。

D.W.ニコルズ メンバー一同


□ わたなべだいすけ コメント

16年前
まなんと今井と3人でバンドを組んだ次の日の朝
大袈裟じゃなく世界が全然ちがって見えました。
なんでもできる気がしました。
健ちゃんとりっちゃんが入ってくれて
どこまでもいける気がして
小畑さんがマネージャーになって
進むべき方向がなんとなく見えた気がして
もうダメかなぁとおもった時もあったけど
あいちゃんが入ってくれて
まだまだいける気がして
そんな風にしてボクたちがここまで続けられたのは
応援してくれたファンのみんなと
サポートしてくれた関係者のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
何度も話し合いを重ねて
ひと区切りすることを決めました。
驚かせてしまって申し訳ないです。
でも決して後ろ向きな決断ではありません。
このチームみんなのこれからの人生と
ニコルズのこれからを考えた上での前向きな決断です。
大変なこともあったはずなのに不思議なもので振り返ると
楽しかったことだらけです。
愉快な仲間たちとハイエースで全国を走り回り
笑って歌った毎日や目に焼き付けたたくさんの風景は
これから先のボクをきっと支えてくれるとおもいます。
だいぶ年季の入ってきたこの看板は
来年以降はボクが預かります。
なくさないように壊れないように気をつけます。
(またみんなで集まるかもしれないからね)
ボクはこれからもニコルズの歌を歌い続けます。
新しい歌も作ります。
まずは残り数ヶ月
ファンのみんなや関係者のみなさんに
感謝の気持ちを伝えながら
このチームでのニコルズを
おもいっきり楽しみたいとおもいます。

わたなべだいすけ


□ まなん コメント

D.W.ニコルズというバンドはわたしの人生をとても豊かにしてくれました。
16年前、だいちゃんと出会い、小さなライブハウスから始まり、こんなにも長く続けてこれたのは、たくさんの人の応援や支えがあったからです。
本当にありがとうございます。
ファンのみんなから、いつもいつも溢れんばかりの愛情をもらい、それがものすごいパワーになって、走り続けることができました。
D.W.ニコルズは本当に幸せすぎるバンドです!
精一杯の恩返しの気持ちを込めて、残りの期間もニコルズらしく大笑いしながら楽しみたいです。
どうか、それぞれのタイミングで、会いにきてもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします!

まなん


□ 鈴木健太 コメント

D.W.ニコルズに全てを注ぎ込んできました。
人生を懸けて、ここまで歩いてきました。
ニコルズを愛するファンの皆さんや、いつも力になってくれる関係者の皆さんと、山あり谷あり一緒に歩んできたこの人生は、何よりも幸せなものです。
音楽を作り奏でるだけでなく、自分たちでバンドを動かすことで、ファンの皆さんと共に生きていることを実感し、感謝の気持ちに溢れながら毎日を明るく過ごすことができました。

D.W.ニコルズに出会えて本当に幸せです。
僕の偏った音楽愛や音楽的探究心を惜しみなく注ぎ、活かすことができるバンド。自分の信じる音楽を表現できる場所でした。
いつも世の中や音楽シーンに一石を投じる気持ちで音楽を作ってきました。全てが勝負作。だから胸を張って生きて来られました。
そんな音楽を作れる仲間に出会えたことは奇跡としか言いようがありません。

そして心血注いで作った音楽を受け止め愛してくれるファンの皆さん。
皆さんはD.W.ニコルズの一部です。
皆さんがいるからこそ僕は僕でいることができ、鈴木健太という人間は成立します。
それはこれからも同じです。
D.W.ニコルズの音楽は不変不朽でそこにあります。
新しいD.W.ニコルズの音楽も生まれ、そこに加わるでしょう。
そして、皆さんがいて、僕がいます。

明るい未来のために、僕らは一区切りという形で一歩踏み出します。
寂しくないと言ったら嘘になるけど、悲しいことではありません。
来年からの僕について言えることは、
変わらず僕は僕でしかないということと、
ミュージシャンであるということ、
D.W.ニコルズを最高のバンドだといつも誇りに思っていること、
大好きなみんながいつも胸の中にいること。
これくらいしか今はまだ伝えられません。
じっくりしっかり考えていこうと思います。

ありがとうと言いたいけど、それはまだ早いのです。
まずはあと数ヶ月、思い切り楽しみたいと思います。

鈴木健太


□ 萬玉あい コメント

ニコルズの音楽で、ファンのみなさんの幸せを作り出せたなら、そんな幸せなことはない!と、いつもいつも思いながら活動をしてきました。
それでも今回この決断をしなければいけなくなってしまったこと、
寂しい、残念な気持ちにさせてしまうこと、本当に申し訳なく思います。

でも、それ以上に、今は感謝の気持ちをたくさん伝えたいです。
D.W.ニコルズというバンドに出会えたこと、メンバーになれたことは、自分の人生においてとっても幸運な出来事で、そこから、本当に本当に幸せな日々を過ごさせてもらいました。
ニコルズの音楽と、ニコルズの音楽を通して出会えたみなさんのことが、本当に大切で大好きです。
この気持ちはずっとずっと変わりません。
ありがとうにはおさまりきらないほどの、ありがとう!!!

ライブをすればするほど、もともと好きな歌がもっと大好きになりました。
ステージから見える景色、ファンのみなさんの笑顔(たまに泣き顔)が歌とセットになって、思い出がどんどんどんどん増えていくからです。
大好きな歌を、大好きなみなさんと分かち合うこと。
これ以上の幸せってないんじゃないかな?と本気で思うほど、いつもいつも感動が止まりませんでした。

年内いっぱい、出来るだけたくさんライブをして、その幸せをめいいっぱい味わいたい。
出会ってくれてありがとう!大きな声で伝えたい!(それでも小さかったらごめんなさい)
みなさんと一緒に過ごせる一瞬一瞬を、喜び、お祝いしたいなぁと思っています!
どうか、お会いできたら嬉しいです。

私が思う、D.W.ニコルズというバンドの素晴らしさを体現できるように頑張ります。
最後の最後まで、どうぞよろしくお願いします!

萬玉あい



■ D.W.ニコルズ オフィシャルHP
https://www.dwnicols.com

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