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幾田りら、 日本語版エンド・クレジット・ソング収録!『フェイフェイと月の冒険』OSTリリース!

October 23, 2020 15:00

幾田りら

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幾田りら、 日本語版エンド・クレジット・ソング収録!『フェイフェイと月の冒険』OSTリリース!

ディズニー・アニメーション『美女と野獣』『アラジン』『塔の上のラプンツェル』などを手掛けてきた伝説のアニメーター、グレン・キーンが初の長編監督を務めた、今年最大のアニメーション映画とも称されるNetflix映画『フェイフェイと月の冒険』が、本日(10月23日)より配信される。配信を記念して同作品のオリジナル・サウンドトラックも同日リリースされることになった。

アルバムには、各種配信チャートで1位を席巻し、今熱い注目を集めている“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカルikuraとしても活動し、アコースティック・セッション・ユニット“ぷらそにか”にも参加しているシンガーソングライター幾田りらが歌う、日本語版エンド・クレジット・ソング「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」や、ブロードウェイ・ミュージカル「チャップリン」で高い評価を受けたクリストファー・カーティスと、彼の長年の友人で、作詞家/戯曲家/俳優として活動しているマージョリー・ダフィールド。そして、オフブロードウェイのヒット作「KPOP」で抜群のポップセンスを披露したヘレン・パークの3人のソングライターによる劇中歌が収録。さらに「ゼロ・グラビティ」の素晴らしい音楽でアカデミー賞、英国アカデミー賞、放送映画批評家協会賞の作曲賞を受賞したスティーブン・プライスが担当するスコア楽曲も収録される。王道のブロードウェイ調ミュージカルナンバーから、EDM、ヒップホップ、フォークまで、バラエティに富んだ音楽が楽しめるオリジナル・サウンドトラックに仕上がった

アルバムの1曲目は幾田りらが歌う「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」。先月末に先行配信された同曲はYOASOBIのイメージとはまた一味違う、圧巻のミュージカル的な歌唱パフォーマンスを披露しており、彼女のアーティストとしての才能の幅広さと作品の世界観が存分に堪能できる1曲となっている。さらに楽曲の日本版タイトル「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」のタイトルは幾田自身が命名。その理由について、「そのまま日本語にするだけではなく、実際に映画を観た時に、主人公のフェイフェイが自分を信じて突き進んでいく力強さや意思を付け加えられたらいいなと思い“〜信じた世界へ〜”と付け加えました。」と、作品への想いを語っている。先日公開された同曲の楽曲スペシャル映像では、彼女の美しい歌唱に、本作の月へ出発する圧巻のシーンや、月の幻想世界、愛くるしいキャラクターが繰り広げる冒険などの本編映像名場面が挿入され、その壮大な世界観を堪能できる。また今回YOASOBIの時とは異なるミュージカル調の曲を歌った事については、「昔からディズニーの音楽が大好きで、映画の役になりきって歌ったり、小学校の時に所属した劇団で、ミュージカル調の楽曲を歌うことがありました。ただ今はポップスの歌い方をすることが多いので、今回のレコーディングでは幼少の頃のミュージカル魂のようなものが蘇ってきました。」と語っている。

幾田の他にも、さまざまなアーティストや役者が参加。主人公フェイフェイの声優を務めた、本作が長編映画デビューとなる新人のキャシー・アン。もとは主題歌「ロケット・トゥ・ザ・ムーン」のデモ音源を作るために雇われた仮歌シンガーだったものの、レコーディング・ブースに入って歌い出したとたん、その場にいたスタッフ全員を魅了し、主役に大抜擢されたというシンデレラガール。また月の女神チャンウーを演じたのは、フィリッパ・スー。社会現象を巻き起こしたミュージカル「ハミルトン」のオリジナルキャストとして、ハミルトンの妻イライザを演じ、2016年のトニー賞ミュージカル主演女優賞にノミネート。翌年のスーパーボウルでも歌を披露するなど、アメリカでは絶大な人気を誇る。フェイフェイのママの声を演じたルーシー・アン・マイルズは、2015年にブロードウェイでリバイバル上演されたミュージカル「王様と私」のチャン王妃役で、トニー賞ミュージカル助演女優賞を獲得。彼女たちの他にも、実力派のアジア系俳優たちがすばらしい演技と歌を披露している。映画を彩る数々の楽曲も是非楽しんでほしい。

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