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上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗、木村昴登壇!公開記念舞台挨拶レポート

October 3, 2020 15:00

映画

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上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗、木村昴登壇!公開記念舞台挨拶レポート

「ボス・ベイビー」などのドリームワークス・アニメーションが贈る未体験のミュージック・アドベンチャー『トロールズ ミュージック★パワー』。遂に10月2日(金)より、全国公開を迎えた!そしてこの度、本作の公開を記念して主人公ポピー役を演じる上白石萌音、ポピーの親友、ブランチ役のウエンツ瑛士、ロック村の女王・バーブ役の仲里依紗、新キャラクターでラップが得意なタイニー・ダイヤモンド役の木村昴が登壇した公開記念舞台挨拶が開催された。

前回の完成披露イベントはコロナ対策により残念ながら無観客での開催だったが、今回は久々に観客の前にキャストたちが登壇!「朝から映画を観ていただき、ありがとうございます。完成披露の舞台挨拶が無観客で行われましたが、このご時世ですし、お客さんの顔を見て挨拶をするのが久々で、またこういう感情になれてすごく嬉しいです。今日は短いですが、一緒に楽しめたらいいなと思います。」(上白石)、「本日は朝からありがとうございます。僕は9:30からの映画を観るの無理なんです。映画を観るのも大変な状況から始まって、皆さんと直接お会いできる機会が来て、こんなに嬉しいことはないです。皆さんは(コロナ対策で)今も声を出せない状況ですけど、眼力が伝わってきます。こんなに眼力の強いお客さんは初めてです。」(ウエンツ)、「今日はすごくお天気がいい中、映画館に足を運んでくださり、ありがとうございます。スクリーンはカラフルで朝から目がピカピカして、テンションが高くて、一日元気に過ごせると思います。皆さんと楽しい時間を過ごしたいです。」(仲)、「イェイ!イェイ!イェイ!どうもみなさん!元気ですかー?お元気そうで何よりでございます。なかなか皆さんとお会いする機会がなかったので、嬉しい気持ちでいっぱいです。午前中ではありますが、(タイニー・ダイヤモンドの)パーティベイビーらしく今日はハイテンション、バイブスぶち上げ満タンでいきます!」(木村)とそれぞれファンに直接想いを伝えられる喜びを噛み締め、会場も大きな拍手で応える。

それぞれの役どころで難しかった点を尋ねられると、「基本的にポピーはすごくテンションが高くて、普段の自分とのテンションとのギャップがあったので、そこを超えていくのが大変でした。歌の中でフェイク(メロディの一部に変化をつけて歌う歌唱法)をするところがあり、初めて挑戦したんですが想像以上に難しかったです。木村さんのようにテンションの高い外国人のボイストレーニングの先生がレコーディングの日も立ち会ってくださって、『いけいけ萌音ゴーゴー!』と応援してくださり、なんとかレコーディングができました。私の中で新しい扉だったと思いますし、難しかったですが楽しんでできました。」と上白石が振り返る。

ウエンツは「歌もチャレンジでしたが、ブランチのように、自分の好きな相手を想っているからこそ伝えたい気持ちって、『もう少しこうしたほうがいいよ』って言うと、何か思われたら嫌だし、嫌われたくないし、難しいじゃないですか。でも世界中の誰もがこういう気持ちを抱いたことがあると思うんです。自分が伝えたいことと同じ想いを、相手に受け取ってもらう難しさや大切さを、ブランチを通じて勉強させていただきました。」と感情移入しながら役を務めたことを明かす。

仲は「やっぱり歌ですね。私はカラオケもあまり行かないし、行ったとしても聞く専門なんです。自分から歌うことはあまりないんですけど、バーブは私も大好きなロックのキャラクターだったので頑張りました。」と答えると、上白石は「最高でした、本当に最高だったんです!!」と絶賛。仲は恥ずかしそうに「萌音ちゃんすごい褒めてくれるんですよ!仲里依紗で歌うのは恥ずかしいんですけど、バーブになりきっていたので、歌えました。バーブのおかげですね。アフレコの時もロックTシャツを着ていって、佇まいをバーブに寄せていきました(笑)」と奮闘していたよう。イベント時もバーブをイメージした素敵な衣装に身を包む仲だが、今回も「ハロウィンが近いですからね!」と、真っ赤なワンピースにクモの巣をイメージさせる真っ黒いレースの手袋を身に着け、ロック魂が溢れる。

木村は「これまでに演じた中でも、パパの髪からポンっと産まれるキャラクターはなかなかないので。僕自身もキューティクルを多めに、トリートメントは欠かさず行いましたね。」と会場の笑いを誘いつつ、「こういう映画はリアリティというよりも想像力が掻き立てられるファンタジーなので、私生活のときの感情よりも何倍も表現豊かにやったほうがいいのかなと、ご機嫌に楽しく、いつもの10倍ぐらいのテンションで挑みました。楽しかったです。」と、真面目な役作りについて語る。

そして今回、大のラップ好きで「ヒプノシスマイク」の声優としても知られる木村昴が演じる役は、産まれた瞬間から渋い低音ラップをキメる新キャラクター、タイニー・ダイヤモンド役。「ラップを上手にやるために必要なことは、たった一つです。バ・イ・ブ・スだぜ、メーン!ラップってハートだから、恥ずかしいなとか、これやったらどう思われるかなとか、そういうのは気にしない!心の底からのバイブスで!」とラップのコツを明かす木村だが、劇中で披露されているこの「タイニーラップ」をウエンツが皆の前で挑戦することに!

「タイニーラップ大好きなんですよ、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか!まあ僕もラッパーみたいなもんですし、ラップ留学行ってましたから。ロンドンでは韻を踏んでしかいなかったですよ。僕の人生はラップで包まれています。」とジョークを飛ばすウエンツに、「じゃあラップバトル、やりましょうよ!」と木村も挑発!「もし僕が勝ったら、おはスタのMCいただきますよ。僕が負けたら『SUBA ROOTS』(すばルーツ)めっちゃ買って、皆に配ります!」(ウエンツ)、「それでいきましょう。勝ちゃいいんでしょ、勝てば!」(木村)と男の約束が決まり、観客を審査員に二人のラップバトルがスタート!木村は見事なラップで会場を沸かし、続けて「そんじゃ次はウエンツ瑛士!かませー!」とバトンを渡すと、ウエンツも負けじとノリノリのラップを披露!上白石、仲も「オーイェー!ヘイ、タイニー!」と合いの手で盛り上げた。

ウエンツは「気持ちよすぎー!木村さんのラップを聞けた嬉しさ、このメンバーに合いの手を入れてもらった素晴らしさ、もう最高でした!」と大興奮!木村、ウエンツそれぞれ観客の拍手の大きさでジャッジ!結果は、「聞き間違いのないくらい、俺が少なかったですね…。でも本当にタイニーラップはかっこいいので、皆さんも家に帰ってやってみてほしいです!」と、残念ながらウエンツの敗北が決まったが、「にしてもウエンツさんもナイストライでしたよね、かっこよかった!」と木村も健闘を讃える。すると「やるか?やるか?萌音ちゃんもラップ、好きだよね?」とウエンツからの無茶振りにより、上白石も急遽ラップを披露することに!いつものキュートな上白石の雰囲気を打ち壊す、ノリノリのタイニーラップに、会場からは今日一番の拍手が沸き起こり、木村も思わず「イェーイ!!かっこよかった!これは優勝ですよね!」、「振り切り方が素晴らしかったです!」(仲)、「おはスタMC決まっちゃったよ!」とジョーク交じりにウエンツ、皆さんが絶賛した。「振り切ることの大切さは、ポピーから教わりました…!」と少し照れくさそうな上白石のギャップにも会場はメロメロ。

最後に「日々、色々なことが起こる中で、耳を塞ぎたくなるようなこともありますが、そういうときでも音楽が体に入ってくると、ちょっとだけ前向きになれたり、元気になれたりすることがあると思います。この映画を観て、音楽の力は確かにあるんだなと感じました。今、この時に、この映画が公開されて、皆さんの元に届くことに特別な想いを抱いています。この映画を観ることで少しでも嫌なことを忘れて、心から楽しんでいただければ幸いです。そして沢山の方々に、この作品を愛していただけたら嬉しいです。ありがとうございました!」(上白石)、「皆さん本日はありがとうございました!声をあげて笑うことができない状況でしたが、笑顔は届いていたので、きっと心の中では楽しんでくれたんだなと思っています。素敵な時間を作っていただき、ありがとうございました。無事に公開され、僕も映画館に観に行きます。ぜひ皆さんにも楽しんでもらいたいです。」(ウエンツ)と、本作への想いと、久々に観客と対面で過ごす時間の喜びを語りイベントは終了。ファンの皆さんも久々にキャストと一緒にイベントと作品を楽しみ、終始熱気に包まれながら大盛況で幕を閉じた。

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