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ヨルシカ、新曲「花に亡霊」がアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌に決定!

March 10, 2020 08:00

ヨルシカ

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ヨルシカ、新曲「花に亡霊」がアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌に決定!

『ペンギン・ハイウェイ』(2018)で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞し世界中に驚きを与え賞賛の声を浴びた新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が6月5日(金)に公開となる。

本作の主人公、笹木美代(ささき・みよ)(声・志田未来)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。そんな彼女はまっすぐで熱烈な恋に落ちている。思いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)(声・花江夏樹)に毎日、果敢にアタックを続けるが全く相手にされない…。それでもめげずにアタックを続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった。伊勢湾を目の前に臨み、焼き物で栄えた街並みが印象的な愛知県常滑市を舞台に繰り広げられる、ちょっと不思議で、観客に幸せを届ける物語。

監督は、「美少女戦士セーラームーン」『おジャ魔女どれみ』など90年代アニメを支えてきた、日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、スタジオジブリを経て現在はスタジオコロリドにて数多くのCMや映像作品に参加、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。トップクリエイターと新世代の注目すべきクリエイターがダブル監督としてタッグを組んだ。脚本は、日本中が涙した大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』、ほか自身が監督を務めた『さよならの朝に約束の花をかざろう』など確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。

そして、この度本作の本予告映像、本ビジュアルが解禁!主題歌には、今若者から圧倒的な支持を受けるアーティスト・ヨルシカの書き下ろし楽曲「花に亡霊」が決定した!!ヨルシカは本作が初の映画主題歌抜擢となる。さらに、追加キャストに声優の山寺宏一、おぎやはぎの小木博明が決定!!

この度公開された本予告映像では、そこに流れるヨルシカの主題歌「花に亡霊」が本作の世界観を音楽で表現しており、ムゲの日之出へのまっすぐな想いをより一層引き立て、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。主題歌を担当するヨルシカは、これまでに顔出しを一切していないにも関わらずMV総再生回数が2.9億回を突破するという驚異の超大型“ネット系ブレイクアーティスト”。ボーカルを務めるsuis(スイ)の透き通った歌声や、まるで小説を読んでいるかのように綿密に築き上げられた世界観が若い世代からの人気を呼び、「2020年 ネクストブレイクランキング」※で10代・20代部門で、King Gnuに続く2位を獲得、「第34回日本ゴールドディスク大賞」でベスト5・ニューアーティストを受賞する他、『君の名は。』『天気の子』などで知られる新海誠監督も注目しているほどの勢いを見せている、話題の2人組バンド!本作をイメージし作り上げたメロディと歌声が若い世代のみならず、広く観客の心を惹きつけること間違いなしだ!(※オーディション&エンタメ情報サイト「Deview」調べ)

また、主人公・ムゲを「猫」世界へと導き、物語のカギを握る猫店主役に、無限の声色を持つ山寺宏一。ムゲや日之出の学校の担任・楠木先生には、これまでに映画『マダガスカル』(05)でのキツネザル役の声優が高評価を受けるなど、近年でもドラマや映画に出演し幅広い活躍を見せるお笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が決定した。日之出の声を担当する花江は、声優界のレジェンドである山寺に憧れて声優界入りしたということから、まさに夢の師弟共演が果たされたという点も、今作の大きな見どころの一つだ。また、本作の演出家が大ファンという理由で、予め小木をイメージして作られたムゲと日之出の担任「楠木先生」。生徒思いで、マイペースな性格も小木自身を彷彿とさせるキャラクターとなっており、本人そっくりのビジュアルとなっているのも見どころだ。同時に解禁された本ビジュアルでは、猫と遊ぶ日之出を見つめるムゲの表情が嬉しそうにも見え、淡い光とともに切なく描かれている。一体このビジュアルが物語のどのような意味を持つのか。映像・歌・キャスト、そのどれをとってもますます期待が高まるばかりの本作に、是非注目いただきたい!


ヨルシカ コメント

昔から映画をよく見ます。暇になる度に邦洋問わず鑑賞するのですが、音楽と調和した一本を見た時の感動は他には代え難いものがあります。特に物語の個性と、音楽の個性がぶつかり合った作品に心惹かれます。初め打ち合わせで監督の方に言われた言葉は「自由に作ってみてほしい」でした。ヨルシカは基本的にコンセプトが軸にある音楽を出しているバンドで、話を頂いた時は新たなコンセプトアルバムを作っている最中でもありました。僕はその言葉が嬉しくもあのりつつ、つまりは、作品という枠組みの中で支える音楽ではなく、枠組みの外で泳ぐ自由さを求められているのだと捉えました。今回使っていただいた主題歌はヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。映画館で鑑賞出来ることを一つの楽しみにしています。



■ ヨルシカ オフィシャルサイト
http://yorushika.com/

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