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ボブ・ディラン、来日記念盤でCD&シングルの2タイトル発売!

January 23, 2020 23:30

Bob Dylan

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ボブ・ディラン、来日記念盤でCD&シングルの2タイトル発売!

シングル・ヒットで生まれた代表曲の数々を今こそ振り返る。



2020年4月に催される9度目の日本ツアーを記念した日本独自企画。1965年の日本コロムビア発売シングルから始まり、CBSソニー、移籍したワーナー・パイオニア時代の発売シングルも含め、1985年までの約20年間にアナログで発売されたシングル曲のA面をリリース順に収めた商品企画となる。

日本で一番最初に発売されたボブ・ディランのシングルは「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」で発売元は日本コロムビア。当時のタイトルは「ホームシック・ブルース」と題されていた。1968年にCBSソニーが創立されたのに伴い配給権が日本コロムビアから移るが1974年にCBSからアサイラム・レーベルへ移籍、ワーナー・パイオニアが販売権を獲得。ザ・バンドとの共演による2枚のアルバムを発売した後に再びCBSに舞い戻り、古巣レーベルでの第一弾となる復帰作が最高傑作『血の轍』だったこともあってCBSレーベルとの関係は強固となり契約は現在まで続いている。尚、アサイラム・レーベルから発売された作品は後にCBSのカタログになった。

この商品では日本で発売されたアナログ・シングル盤(収録された全31曲)のジャケット写真を網羅しカラー・ブックレットに再現。それらのジャケット写真からは日本独自のアートワークの世界が伝わるもので、日本での発売当時、ボブ・ディランがどのように打ち出され受け止められたかを推し量る史料的価値の高いものとなる。バラエティに富んだジャケット写真の中でも、特に日本コロムビア時代のシングル盤は入手困難なため大変貴重となっており世界各国のディラン・マニアにとって収集目標の一つになっている。

Blu-Spec CD2のフォーマットで収録した音源には世界初CD化となるシングル・ヴァージョンを含み、CDジャケットは来日を祝した日本制作デザインでの発売となる。


ディラン最難関シングル、55年振りにたった一度だけの復刻!



1965年、日本コロムビアから日本で初めて発売されたアナログ・シングル盤の復刻で、先行して3月25日に発売となる来日記念CD2枚組『日本のシングル集』に連動した企画となる。初発売時にはA面が「ホームシック・ブルース」、B面が「彼女は僕のもの」と現在とは異なる邦題だったが、アートワークではそれを活かし55年前となる当時のテイストを反映させた。

「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、1965年発表の5枚目のアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』の冒頭を飾る、フォーク・ロックの誕生を告げる革新的な歌でディラン初のTOP40入りを記録するヒットとなった。歌詞の書かれた紙を歌に合わせて次々と放り投げてゆくシーンが続く映像も制作され、ミュージック・ビデオの先駆けと言われている。音源は2010年にリマスターされたmonoのマスターを使用、来日時の季節を反映させ桜色のカラー・レコードで限定発売となる。


■ 日本オフィシャル・サイト
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/

■ 海外オフィシャル・サイト
https://www.bobdylan.com/

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