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竹内まりや、女性アーティスト初の昭和・平成・令和での1位獲得!

September 17, 2019 05:00

竹内まりや

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竹内まりや、女性アーティスト初の昭和・平成・令和での1位獲得!

40周年を迎えているシンガーソングライター竹内まりやが今熱い。代表曲「プラスティック・ラブ」が35年の時を経て、ジャパニーズ・シティポップの再評価ブームもあり海外で人気爆発、ディズニー映画「ダンボ」では、日本版エンドソング「ベイビー・マイン」を歌い、昨年上映したライブ・ドキュメンタリー映画ほかの成果において、平成30年度(第69回)芸術選奨 文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞するなど、話題がつきない竹内だが、今月4日に通算18作目のアルバムとなる、『Turntable』を発売した。

そして、9月17日発表の最新オリコン週間アルバムランキング(9/23付)では、この最新アルバム『Turntable』が週間3.2万枚を売り上げ、登場2週目で1位を獲得。2014/9/29付の『TRAD』以来5年ぶり、通算11作目の1位となった。これで、昭和<LP『LOVE SONGS』(1980年[昭和55年])ほか>、平成<『Quiet Life』(1992年[平成4年])ほか>での1位獲得と併せ、「昭和・平成・令和、3時代で1位を獲得した初の⼥性アーティスト」【※1】となった。また1955年3月20日生まれの竹内にとっては、今回が64歳6ヵ月で獲得した1位となり、2018/4/23付に松任谷由実が『ユーミンからの、恋のうた。』で1位を獲得した際の64歳3ヵ月を上回り、「⼥性最年⻑1位獲得アーティスト」に【※2】。さらに、「20代、30代、40代、50代、60代」の「年齢5年代連続」で1位を記録【※3】。2016/11/14付に松任谷由実が『宇宙図書館』で1位獲得の際に同記録を達成して以来、史上2組目の記録となった。


【※1】「週間アルバム(LP)ランキング」は、「1970/1/5付」よりスタート。
【※2】「⼥性最年⻑1位獲得アーティスト」記録は、ソロアーティストおよび作品が対象。
また年齢の月数は、月の過半日数以上で翌月に繰り上げとなる。
【※3】<各年代1位獲得作品>
20代:LP『LOVE SONGS』(80年)ほか / 30代:『REQUEST』(87年)ほか / 40代:『Bon Appetit︕』(01年)ほか / 50代:『Denim』(07年)ほか / 60代:『Turntable』(19年)

<クレジット:オリコン調べ(9/23付:集計期間 9月9日〜15日)>

デビュー40周年を記念し制作された本作は、2008年発売のベストアルバム『Expressions』未収録の楽曲を、歴代のオリジナルアルバムから厳選した「More Expressions」、これまで竹内がアーティストに提供してきた楽曲のセルフカバーや新たにレコーディングされた初出音源を収録した「Mariya’sRarities」、洋楽カバー曲やディズニー実写映画『ダンボ』の日本版エンドソング「ベイビー・マイン」の英語バージョン、そして⼭下達郎とのデュエット曲も収録された「Premium Covers」といった、コンセプトごとに分けられたCD3枚組・全62曲が収録されている。

なお竹内は、来月10月11日より公開がスタートする吉永小百合主演、天海祐希共演の映画『最⾼の⼈生の⾒つけ⽅』の主題歌として書き下ろした最新シングル『旅のつづき』を、10月9日に発売する。

また、ファンにとってはたまらないスペシャルイベントも電撃的に発表となっている。「ライブハウスでまりやに会おう!!」とのキャッチがついたこのイベントは40周年スペシャル企画「LIVE Turntable」と題し、来年4月に東京 Zepp Tokyoと大阪 Zepp Nambaで開催される。竹内のライブは、昨年11月にNHK大阪ホール、東京 品川プリンス・ステラボールにて実施されたファンミーティングでのミニ・ライブ以来となるが、そのミニ・ライブですら約4年ぶり、過去36年間で3公演しか行われていない中でのレアなものだった。加えて、ホールではなく、ライブハウスでの公演となると1981年に行われた大阪バラードでの公演以来となり、実に39年ぶりとなり、ファンにとってはたまらない、超ウルトラ・レアなイベントになるのは間違いない。さらに普段山下達郎のライブを支える、伊藤広規(ベース)、佐橋佳幸(ギター)、難波弘之(キーボード)、柴田俊文(キーボード)、小笠原拓海(ドラム)、宮里陽太(サックス)、ハルナ(コーラス)、ENA(コーラス)、三谷泰弘(コーラス)らがフルメンバーで参加することが決定。もちろん、バンマスである山下達郎も参加する。このスペシャルなライブイベントに参加するためには、アルバム『Turntable』の初回プレス分に封入されている応募券とシングル「旅のつづき」に封入されている応募ハガキが必要となる。


■ 竹内まりや 40th特設サイト
www.mariya40th.com