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田中隼人がリアルタイムでアレンジを披露!agehasprings Open Lab.イベントレポート

September 9, 2019 12:00

agehasprings

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田中隼人がリアルタイムでアレンジを披露!agehasprings Open Lab.イベントレポート

2019年9月7日(土)、agehaspringsがプロデュースを手掛ける音楽ワークショップ・イベント『agehasprings Open Lab. featuring Steinberg Cubase vol.1 公開アレンジワークショップ』が、東京・青山学院アスタジオにて開催された。

『agehasprings Open Lab.』は、気鋭のクリエイター集団 agehasprings がプロデュースする音楽ワークショップ・イベントで、これまでに開催された同イベントはどれも満員御礼。アーティストやクリエイターを志す者だけではなく、コアな音楽リスナーも数多く参加する同イベントは、所謂カルチャースクールやワークショップの域を超えて、深く濃い新しい音楽イベントの形として確立している。

そんな『agehasprings Open Lab.』が、今年生誕30周年を迎えた Cubase とコラボレーション、全3回に渡るイベント『agehasprings Open Lab. featuring Steinberg Cubase』を開催する。

第1回の開催となった今回は『agehasprings Open Lab. featuring Steinberg Cubase vol.1 公開アレンジワークショップ』と題し、音楽プロデューサーの田中隼人氏が登壇。自身がアレンジを手掛け実際にリリースされた楽曲をピックアップし、そのアレンジ過程を再現しながら実際の音とともに楽曲を解説するというプログラムを実施。第一線で活躍し続けるagehasprings のクリエイターが、一般公開されることのない音楽プロデュース・制作の背景・過程と併せて公開するという事で、今回も会場には熱量の高い参加者が集合。

イベント冒頭では田中隼人が音楽プロデューサーになるまでのキャリアを当時のエピソードを交えながら解説。今でこそ音楽プロデュースのみならずメディアでも大活躍の田中だが、下積み時代や無職だった頃、そして数々のヒット曲を生み出すに至るまでの自身のバックグラウンドを紹介。

そして本イベントのメインパート、アレンジワークショップへ。田中が実際にアレンジを手掛けリリースされた楽曲のアレンジ過程を再現しながら解説するという事で、今回ピックアップしたのはFUNKY MONKEY BABYSの名曲「ヒーロー」。田中が18歳の時に出会ってから使用歴22年というCubase画面をスクリーンに映しながら、誰もが口ずさめる往年の名曲のアレンジがどうやって構築されていったのか、一つ一つの音色の背景にある考えを細かく解説していく。さらには限られた時間の中、即興で1コーラスのアレンジを完成させ、プロの時短テクニックをリアルタイムで披露し会場を大いに沸かせた。

エンディングではagehasprings Open Lab.としては初の大阪での開催、本イベントシリーズの第2回目として『agehasprings Open Lab. featuring Steinberg Cubase vol.2 公開アレンジ&ミックスワークショップ』を10月13日(日)YES THEATERにて開催することが発表された。本イベントシリーズのプロデュースを手掛ける音楽プロデューサー兼agehasprings代表の玉井健二と、音楽プロデューサー・百田留衣(agehasprings)が出演する。

前半では百田留衣のクリエイターとしてのキャリアや作品の数々を紐解くと共に、2人が手掛け実際にリリースされた楽曲をピックアップし、そのアレンジ過程を再現しながら楽曲の解説。後半では視点の変化により楽曲がどう変化をしていくのか、サウンドのビフォー・アフターも体感できるというスペシャルなプログラムとなっている。

本イベントの申込はagehasprings Open Lab.のサイトにて9月30日まで受付中。また、agehasprings の完全会員制研究室【agehasprings The Lab.】に入会すると、この『agehasprings Open Lab. featuring Steinberg Cubase』3回シリーズをはじめ、agehasprings が今後開催するイベントの参加優先権が得られるとのことで、こちらも合わせてぜひチェックを。

撮影:樋口隆宏(TOKYO TRAIN)

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