秦 基博、映画『さよならくちびる』完成披露試写会にサプライズ登壇で会場熱狂！
April 25, 2019 12:20
秦 基博
小松菜奈・門脇麦をW主演に迎え、成田凌と今の映画界最旬キャストで贈る青春音楽映画『さよならくちびる』が、5月31日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開される。その完成披露試写会が4月24日（水） TOHOシネマズ新宿にて開催され、主題歌を提供した秦 基博がお祝いに駆けつけた。
この映画は小松演じるレオ、門脇演じるハルによる人気女性ギターデュオ「ハルレオ」と、成田凌扮する2人の付き人・シマの関係を描く音楽映画。主題歌「さよならくちびる」のプロデュースを秦 基博、挿入歌の作詞作曲をあいみょんが担当していることもあり、公開前より話題を呼んでいる。劇中ではハルレオとして、秦とあいみょんが手がけた楽曲を小松と門脇がギターを弾き、自らの声で披露。どれも物語の重要な役割を担っている楽曲達。
イベントにはW主演の小松菜奈・門脇麦と、成田凌、塩田明彦監督が登壇。撮影の約1ヶ月半前から主題歌「さよならくちびる」と 挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」のギター練習を始めた小松と門脇。 二人がプライベートな時間を使い、ギターを持ってカラオケボックスで一緒に練習したエピソードを明かすと、会場からは驚きの声があがった。 小松は不安や怖さを感じつつも「麦ちゃんと練習している時間や、3人で合わせている時間はすごく楽しい。」と語り、門脇も「二人で演奏すると、出来なくて下手くそだけど、音楽は楽しむものなんだな……二人は楽しいというところから音楽を始めてるというのを忘れてたと思って。そこから突破口が見えました。」と語った。 一方、成田は「エレキギターでの練習だったから、家で練習しても鳴らないわけですよ。ただ単にストレスと戦っていましたね。二人がそんな楽しく練習しているとは思わず、すごく孤独な戦いでした（笑）。」と、二人とは相反する孤独な時間だったことを明かし、塩田監督も「孤独そうな印象をずっと持っていましたよ（笑）。」と笑った。その他、撮影中はマッシュヘアだった小松と門脇。ふざけてが互いをシメジ、エノキと言い合っていた裏話も飛び出した。
撮影での苦労や笑い話も飛び交う中、サプライズゲストとして、秦 基博の名前が呼ばれると、突然のことに会場も熱狂！大きな拍手に迎えられ、秦 基博が登壇。
主題歌「さよならくちびる」について想いを訊かれると「脚本を頂いた時に、“さよならくちびる”という言葉がもうあって、すごく大切な言葉なんだろうというのを自分なりに、そのタイトルのまま曲に出来たら良いなと思いました。」と語った。小松と門脇は、「男性が描く女の子二人の心情の繊細な感じがすごく感動的で、大好きな曲のひとつ。（小松）」、「セリフで自分の心情を説明するキャラクターでもないので、この歌を歌うことで本当に何度助けられたことか。何度支えられたことか。強い思い入れがある曲です。（門脇）」と、この楽曲が自分たちの役作りとしても大切な存在であることを語った。
普段、レコーディング中のヴォーカルブースでスタッフの反応が気になり、時に不安になることもあるという秦は、自身の経験を踏まえ「なるべく楽しく。あと褒めて伸ばせたら良いかなという想いで、良いところをすごく伝えてレコーディングしていました。…でも後日、小松さんの歌を褒めて褒めて、良い歌が録れたと思ったんですけど後から、“どうせお世辞だよ”と言っていたと聞いて（笑）。僕が頑張って褒めたのを返して欲しいなと思いました。」と、レコーディングエピソードで会場を笑わせた。当の小松は、初対面の秦に緊張していたことや、実は怖い人だと思っていたことを告白。「実際は優しいんですけど。」と言うと、秦はすかさず「実際もね！そこしっかり言ってくださいね。」とツッコミを入れ、キャスト陣との関係性の良さを垣間見せた。
更に塩田監督はこの楽曲依頼をする際、「単なる別れの歌ではなくて、未来への希望が見えてくる歌にして欲しい」と要望。だが、想定よりかなり早くあがってきたデモをすぐには聴けなかったらしい。何故ならこの「さよならくちびる」という曲は、シナリオでもあり、レオとハルの台詞でもあり、演技でもあり、映画全体のテーマを表す根幹となる部分だから。だが覚悟を決めて聴いた時、この曲に鳥肌が立ったと言う。「一年経った今も聴き飽きないんですよね。これ、すごいと思うんです。僕、毎日聴いているんですもん。本当にありがとうございました。今のは全員からのありがとうございますです。」 映画としても重要だと考えていただけに、聴いた時の感動はひとしおだと言う塩田監督のお礼に続き、 小松、門脇、成田も秦へお辞儀。司会者も来場者へ「きっと皆さんも観た後、秦さんへありがとうを言いたくなると思います。」と言うと「そんなことはないと思います（笑）。」と秦も思わずタジタジ。笑いを交えつつ、作品へ寄り添った楽曲への熱い想いを感じながら、映画「さよならくちびる」の完成披露試写会は終了した。
また、ハルレオは5月22日（水）にEP「さよならくちびる」をリリースすることも決定している。映画は5月31日（金）TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー！是非、映画と共に音楽の世界もチェックしてもらいたい。
Text＆Photo：秋山雅美（@ps_masayan）
■ ハルレオ オフィシャルHP
https://www.universal-music.co.jp/haruleo/
■ 映画「さよならくちびる」本予告
https://www.youtube.com/watch?v=PUIhm75fN5s
■ 映画「さよならくちびる」オフィシャルHP
https://gaga.ne.jp/kuchibiru/
■ 映画「さよならくちびる」公式Twitter
https://twitter.com/kuchibirumovie?lang=ja
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Information
映画『さよならくちびる』
2019年5月31日（金）TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・原案：塩田明彦
キャスト：小松菜奈 門脇麦 成田凌
篠山輝信 松本まりか 新谷ゆづみ 日髙麻鈴 青柳尊哉 松浦祐也 篠原ゆき子 マキタスポーツ
主題歌：Produced by 秦 基博 うた by ハルレオ
挿入歌：作詞作曲 あいみょん うた by ハルレオ
製作幹事・配給：ギャガ
制作プロダクション：マッチポイント
© 2019「さよならくちびる」製作委員会
□ Story
音楽にまっすぐな思いで活動する、インディーズで人気の女性ギター・デュオ「ハルレオ」のレオ（小松菜奈）とハル（門脇麦）だが、付き人シマ（成田凌）が参加していくことで徐々に関係をこじらせていく。全国ツアーの道中、少しずつ明らかになるハル・レオの秘密と、隠していた感情。すれ違う思いをぶつけ合って生まれた曲「さよならくちびる」は、3人の世界をつき動かしていく――。