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デュラン・デュラン、最新の日本武道館公演を全曲ノーカットにてWOWOWで放送決定!

December 7, 2017 14:30

Duran Duran

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デュラン・デュラン、最新の日本武道館公演を全曲ノーカットにてWOWOWで放送決定!

ダンスミュージックの要素が欠かせなくなった最初の時代にして、ミュージックビデオの興隆と共に視覚的要素が重視されるようになった80年代。その象徴ともいえる存在だったのがデュラン・デュラン。

日本でも当時ビジュアル系の先駆けとして影響を与え、ニューロマンティクスという流れの中で登場した彼らだが、その楽曲の良さとスター性で世界的な注目を集めるまでになった。

当時熱狂を巻き起こした日本との縁も深く、1982年の初来日から今回が7度目の日本公演の模様を全曲ノーカットにてWOWOWで12月10日(日)に放送される。

ナイル・ロジャースとマーク・ロンソンという2世代にわたるビート・マスターの起用が印象的だったアルバム『ペイパー・ゴッズ』。同作をひっさげてのワールド・ツアーの一環である本公演はそのタイトル曲から幕を開け、瞬く間に凄まじいシンガロングが巻き起こった「ワイルド・ボーイズ」、ロジャー・ムーア時代の『007』の映像から繋がれた「007/美しき獲物たち」など80年代のヒット曲と新曲を挟み込みつつ、合唱につぐ合唱で前半は進んでいった。

本編中盤の大きなサプライズはナイル・ロジャースの登場!彼がプロデュースし、デュラン・デュランにとって、イメージ転換の一作となった『ノトーリアス』と新作の中でのプロデュース作「プレッシャー・オフ」の共演には、会場から大歓声が巻き起こった。彼らの特別な関係を証明している貴重なステージ上での共演はぜひ注目していただきたい。

そして後半は定番の「ホールド・バック・ザ・レイン」、“地球の平和と安全のために捧げます”というMCで始まった90年代の不朽の名バラード「オーディナリー・ワールド」では、観客がスマホライトをかざし、光の波が現れるという美しい光景と珠玉のメロディに場内は酔いしれた。

最後は、観客全員ではないかと錯覚してしまうほどの大合唱が起こった「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」、無数の手が高く突き上げられた光景が壮観だった、グランドマスター・メリー・メルのカバー「ホワイト・ラインズ」、アリーナがダンスフロアと化した「グラビアの美少女」で盛り上がった。さらにその勢いのままアンコールで、再度無数のスマホライトが揺れた「セイヴ・ア・プレイヤー」。そして「リオ」と最後は紙吹雪が舞う演出で感動のフィナーレ。

新旧名曲を惜しみなく披露されていく展開に、懐かしい曲をストレートに楽しめる瞬間と、懐かしい曲が新曲に引っ張られるように新鮮に聞こえて驚く瞬間が交錯する。今なお最前線で活躍を続けるデュラン・デュランの魅力を存分に味わえる内容となっているので、ぜひお見逃しなく!


□ 番組サイト
http://www.wowow.co.jp/dd/

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