スティング、6月に来日公演決定！ニューシングルのミュージックビデオも公開！

昨年11月にニュー・アルバム『ニューヨーク9番街57丁目』を発売し、同月末にプロモーションのため約6年ぶりに来日、テレビ出演やファンを招待したイベントを行い、今年6月に公演で戻ってくる、と発言していたスティング。約束通り、6月の来日公演日程が発表された。

発表されたのは、東京・日本武道館2日間と、大阪・大阪市中央体育館の全3公演。

スティングと、プロモーション来日のパフォーマンスにも参加し長い間スティングのギタリストを務めているドミニク・ミラー、ジョシュ・フリース（Ds）、ルーファス・ミラー（G）の4人編成のバンドによるライヴ。久々のロック・アルバムとなった『ニューヨーク9番街57丁目』そのままの勢いで、スティングの名曲の演奏を聴くことができる。

そして、『ニューヨーク9番街57丁目』からのニュー・シングル「ワン・ファイン・デイ」のミュージック・ビデオが公開された。

ディレクターを務めたのはTriggr & Bloom。この曲のテーマ（気候変動を取り上げた曲）を象徴するように、地球、木、空、雨のしずく、動物などがアニーメーションで登場する。スティングのソロ・デビュー・アルバム『ブルー・タートルの夢』(1985)収録の「ラヴ・イズ・ザ・セヴンス・ウェイヴ」のミュージック・ビデオを思い出させる、アニメーションとなっている。

スティングはこの曲について、“「ワン・ファイン・デイ」は、気候変動懐疑主義者に対する私の風刺だ。彼らが言っていること（気候変動は起きていない）が正しいと望んでいるが、世界中の科学者の研究がそうではないと証明している。だから、“ある晴れた日に、すべてわかるだろう”と皮肉を言っているんだ。イギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクはかつてこう言った“If the fool would persist in his folly he would become wise”（愚か者も、その愚かさにしがみついていると、やがて賢くなる）。いつか我々も賢くなるはず、でもそれでは遅すぎるかもしれない“とコメントしている。