Sissy、ニューシングル『re:times』をフリーライヴで初披露！

今年5月から8ヶ月連続でシングルリリースすることを発表した4ピースバンドのSissyが、5月15日リリースの『ボクらの確率論』に続き、6月26日に第二弾シングル『re:times』をリリースする。このリリースに先駆け、6月19日（日）に東京・STRAWBERRY FIELDSにてフリーライヴを開催した。この日は『re:times』の先行初披露ということで、二部構成による同所でのフリーライヴの他、様々な場所でストリートライヴも行った。



「今日は一部二部と30分ずつなんですけど、しっかりと新しい曲の想いを皆さんに言葉で伝えながらお届けしたいと思っています。」 
松田栄作（Vo,Gt）が挨拶すると「景気付けに。」と、“SHAKE”でライヴがスタート。ポップなサウンドに、至近距離からのオーディエンスのクラップは冒頭から勢いをつける。

松田が自分の歌声とメンバーの笑顔でみんなを癒したいと言うと、 示村俊人（Ba）はおどけた笑顔で早速フロアを笑わせる。今年に入り、機材車盗難など暗いニュースもあったSissyだが、スキマスイッチの常田真太郎氏をプロデューサーに迎えた8ヶ月連続シングルリリースのニュースなど明るい話題も届けてくれた。

今まで以上に楽しく曲作りが出来ているという松田は「“あぁ、音楽ってやっぱり楽しいんだな”ということを、改めてシンタさんに教わっているという感じです。」と、技術だけでなく、常田氏の音楽への姿勢や人間的な素晴らしさに触れ「好きだけでは前に進めない時ってあるんだよね、歳を重ねると。やりたいことや抱えているものの方が大事な時もあるし、それを譲歩していかなければいけない時もあるんですよね、人生の中で。だけどやっぱり好きだから一緒にいたいという、どちらも選べない状況もあるし。」と、常田氏やメンバーと“ひとつ上”のラブソングを目指して作ったという第一弾シングル『ボクらの確率論』へ。

MCではアットホームな雰囲気を作りつつ、6月26日リリースの第二弾シングル『re:times』の話に。常田氏に教えてもらった音楽も吸収しながら作ったと言う松田は「大事なものが急になくなった、盗られた、みたいな内容になっています。色々な裏テーマも僕らにはあるんですが（笑）。」と機材車盗難の問題に触れながら、「正直、そんなすぐに忘れられないですよね、実際は。ずっと残っているし、忘れられないし忘れたくないという想いがあるので、無理に忘れなくても良いんじゃないかな。でも次に進まなきゃいけないという想いもある。」と楽曲へ込めた想いを語った。

また今作で佐藤公彦（Dr） は、常田氏とも相談しながら特にスネアの音にこだわったと語り、示村は機材車盗難を受け、演奏がアコースティックになったことで、ライヴでの見せ方やレコーディングでの表現方法を考えたと言う。特に示村は、盗難にあった機材車に一番最後乗っていたことから、車がなくなる前日の、風の強い雨の日の情景をみんなにも思い浮かべてもらえるような音作りを考えたらしく「レコーディングしていて、色々と思い出しちゃって。」と様々な想いがこみ上げているようだった。

これまでSissyの楽曲は全面的なプロデュースが多かったが、常田氏プロデュースではメンバーの意向や原のアレンジがかなり反映されたと原 理史（Gt）は言う。その上で更に楽曲が良くなるディスカッションを重ね、機材車盗難という裏テーマはありつつも「聴いてもらう人には、恋愛で失った人という意味でも聴いてもらえる曲になっていると思うので、二つの意味で面白いなという曲だと思うんです。だからそういうところも聴いてもらえたらと思います。」と語り『re:times』をアコースティックヴァージョンで初披露！全3曲のミニライヴで一部は終了。



今作は前作とは打って変わり、繊細なアレンジと歌詞の儚い世界観を松田が力強く歌いあげた、Sissyらしいメロディアスな作品に仕上がっている。

6月26日（日）には、東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてワンマンライヴが行われる。この公演では“ジオラマ”、“ 2025”、“顔さえ見えない君を好きになって”、“罰×罪”でプロデュースも手掛けた曽根巧氏をサポートギタリストとして迎えてのバンドサウンド復活。そちらも是非期待したい！


■ Sissyオフィシャルウェブサイト
https://sissy-web.amebaownd.com

■ Sissyレーベルオフィシャルサイト
http://ssy.tokyo

■ Sissy 8th Anniversary特設サイト
http://ssy.tokyo/anniversary_8

■ オフィシャルファンクラブclub44
http://fan.pia.jp/club44/