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元ちとせ、5年ぶり映画主題歌に新曲「君の名前を呼ぶ」が決定!

April 15, 2016 08:00

元ちとせ

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元ちとせ、5年ぶり映画主題歌に新曲「君の名前を呼ぶ」が決定!

昨年、戦後70年を機にリリースした平和への祈りを込めたカバーアルバム『平和元年』で日本レコード大賞企画賞を受賞、その心揺さぶる歌声で多くのリスナーを魅了した奄美大島出身のヴォーカリスト元ちとせが、2012年8月にリリースした映画『日輪の遺産』のイメージソング「永遠(トワ)の調べ」以来、およそ5年ぶりに映画に楽曲提供をすることが発表された。

今夏公開予定の津川雅彦、松原智恵子がW主演をつとめる映画『ゆずの葉ゆれて』に新曲「君の名前を呼ぶ」を書き下ろし提供したもの。佐々木ひとみ原作による「ぼくとあいつのラストラン」(ポプラ社)は、鹿児島市らが主催の第20回椋鳩十(読み:むくはとじゅう)児童文学賞を受賞しており、映画の舞台が鹿児島であることなどから、今回、鹿児島県の奄美大島出身である元ちとせに白羽の矢が立ち、快諾し実現した。

既にほぼ完成していた映画を観て、作曲を手掛けたのは、これまでも元ちとせに代表曲「語り継ぐこと」などを提供している田鹿ゆういち氏。作詞は、同じく元ちとせの代表曲の数々を手掛けてきたHUSSY-R氏と、元ちとせにとっての黄金コンビ。今や2児の母である元ちとせの慈愛に充ちた歌声が映画のエンディングで優しく響く名曲に仕上がっている。

元ちとせからは、以下のコメントが届いている。

「今回主題歌として提供させていただいた「君の名前を呼ぶ」は、この映画のストーリーがあった事で生まれた歌です。伝えたい気持ちは心の中にいつまでも持っています。何かのきっかけでその思いが溢れてくる事があるんだなと映画を通じて感じさせてもらえました。別れは辛いことですが、大切な人との思い出は永遠なんだと映画とこの曲を通じて感じて頂けたらと思いました。」
 
また、主演の松原智恵子は、元ちとせの歌う主題歌に対し、以下のコメントを寄せている。

「心地よい風にのって、幸せな思いに満たされる、そんな気持ちになりました。亡くなった最愛の人を思い「お父さん」と呼びかける。返ってくるはずのない呼びかけに、ゆずの葉がゆれて答えてくれる。やさしい、やさしい気持ちにしてくれる。寂しさは…本当に勇気に変わるんですね。」

監督の神園浩司氏からも以下のコメントが到着した。

「この映画は、《人が死ぬこと・残された者の思い・生きる意味》など大変重いものを描いています。主人公の少年の感情や、映画を観た人たちの思いを、元ちとせさんの歌が正面から受け止めて優しく包んでくれます。」

主題歌「君の名前を呼ぶ」も聴くことの出来る映画の予告編は、4月17日より公開され、劇場、及び映画の公式サイト(http://yuzunohayurete.com/)などで観られるようになるということなので、是非、チェックしよう。

元ちとせは、今夏も、『ARABAKI ROCK FEST.16』、『石垣島 Tropical Lovers Beach Festa 2016』、『Augusta Camp 2016 ~produced by 秦 基博~』、『Setting Sun Around Festival in AMAMI  中 孝介 デビュー10周年!~ゆえゆらい 2016~』など、多くの夏フェスに出演がアナウンスされているので、是非、その生の魂の歌声にも触れて欲しい。

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