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ボブ・ディラン、日本独自企画5枚組CDボックス『ディラン・リヴィジテッド』が来日ツアー真っ最中の4月13日に発売!

April 13, 2016 17:10

Bob Dylan

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現在、感動の日本ツアーを敢行中のロックの神様ボブ・ディラン。日本独自企画EP『メランコリー・ムード』に続き、もうひとつの来日記念盤として、こちらも日本独自企画の5枚組CDボックス『ディラン・リヴィジテッド〜オール・タイム・ベスト〜』が、来日真っ最中の4月13日に発売となった。

このボックス・セットは2016年5月24日に75歳となるボブ・ディランが日本だけに発売を認めた、記念すべき決定盤オールタイム・ベスト盤で、ソングライター、フォークシンガーとしてキャリアをスタートさせたディランの多岐に渡る音楽性、比類なき表現力を持って描く詩の世界、時代を切り開いた革新性を的確に網羅。半世紀を超えるキャリアから生まれたヒット曲や代表曲を含めて全87曲が5枚のCDに時代順に収録され、現段階での最新作2015年発表『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』の楽曲までをも網羅した集大成ベストは今のところ全世界でも今作だけとなる。選曲と解説は萩原健太で、アメリカン・ミュージックを広く深く愛する氏ならではのディランの作品解題は当全集の大きな魅力の一つになっている。解説・歌詞・対訳を含む約200ページに渡る詳細なブックレット付き、特製ボックスに収納される。5枚のディスクには下記時代の名曲の数々を収録。

DISC 1:フォーク界期待の新人と謳われてリリースしたデビュー作から、やがてフォーク・ロックの旗手としてシーンにとてつもない衝撃を与えることになる66年までの代表曲がずらりと並ぶ

DISC 2:オートバイ事故によって隠遁生活を余儀なくされたことをプラスに転じ、米国音楽の遙かなる源泉へと思いを馳せ、自らの立脚点を明確にしながら示唆に満ちた新たな音楽を模索する時代の作品。

DISC 3:定型に押し込められる事を嫌うディランが迎えた迷いの時期。キリスト教への傾倒と離脱、時の人と組んでのアルバム制作など八十年代は迷走するものの『オー・マーシー』が不満と不安を吹き飛ばす。

DISC 4:過去の名声や評価の呪縛から逃れトラディショナルな偉人の仲間入りを果たした時代のディラン。ルーツ音楽なり伝統文化なりを現役の音楽/文化としてとらえ、音楽活動が再び濃密なものになっていく。

DISC 5:レア音源が満載の『ブートレッグ・シリーズ』から未発表曲を中心に収録したディスク。ディランの歩みを別視点からたどり直す裏ベスト的内容だが、改めて往年の彼の凄みを力強く再認識させる。

それぞれの収録曲はこちら
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/discography/SICP-4761

『ディラン・リヴィジテッド〜オール・タイム・ベスト〜』は、一般流通での販売に加え、通信販売での取り扱いも同時にスタートする。

ボブ・ディランの来日公演は4月4日を皮切りに21日(木)、22日(金)の「追加公演」を含め、オーチャードホール公演9公演、その他にも仙台、大阪、名古屋でも行なわれ、4月28日(木)のパシフィコ横浜での最終公演まで5都市16公演を行ない、計45,000名を動員予定。75歳の誕生日(5月24日)の翌日、5月25日には37作目の新作『フォールン・エンジェルズ』が発売されることも発表されている。(ボブ・ディラン2016来日公演の全公演追っかけライヴ・レポートはこちらで掲載中:http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/


■ ボブ・ディラン日本オフィシャル
http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan

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