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山崎まさよし、デビュー30周年を関西万博のステージで祝福!

August 20, 2025 12:00

山崎まさよし

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山崎まさよし、デビュー30周年を関西万博のステージで祝福!

EXPO2025 大阪・関西万博 EXPOアリーナ「Matsuri」で、8月12日(火)から6日間にわたり開催されている音楽フェス「U-NEXT MUSIC FES」。その最終日・DAY6を「Augusta Camp」が飾った。「Augusta Camp」は、1999年夏に山崎まさよしの野外コンサートツアー“YAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp”としてスタートし、オフィスオーガスタの所属アーティストが集結するイベントとして、今年27年目を迎える。今年のオーガスタキャンプのテーマは”山崎まさよしデビュー30周年”。9月6日(土)に横浜・ぴあアリーナMMで開催される「Augusta Camp 2025 ~YAMAZAKI MASAYOSHI 30th Anniversary~」に先立って開催された、「Augusta Camp Extra in EXPO 2025 〜YAMAZAKI MASAYOSHI 30th Anniversary〜」の模様をレポートする。

まだ明るさの残る午後6時、「Augusta Camp Extra 山崎まさよし 30th Anniversaryへようこそ!!」とトップバッターで登場したのはさかいゆう。アップテンポの「まなざし☆デイドリーム」で一気に会場のボルテージを上げた。元ちとせは、原爆の悲惨さと戦争に反する切なる気持ちを、原爆の火に焼かれてしまった女の子に成り代わって歌った反戦歌「死んだ女の子」を披露。終戦から80年という特別な年に、世界中の人が集う万博でこの曲を歌唱することに大きな意義を感じられる、気迫あふれるライブパフォーマンスだった。

ステージは、出演アーティストの単独パフォーマンスと、オーガスタキャンプならではのコラボセッションを交えながら進んでいく。長澤知之は元の「ワダツミの木」にギターで参加し、続く自身の楽曲「蜘蛛の糸」では骨太のバンドサウンドで魅せた。BARBEE BOYSの名曲「目を閉じておいでよ」のイントロとともにステージに登場したのは杏子。ストールを翻しながらステージを縦横無尽に動き回り、ハスキーボイスで熱唱する姿に、客席から大きな歓声があがった。続いては杏子ソロデビュー曲「DISTANCIA~この胸の約束~<20 Years After Ver.>」を山崎まさよし・あらきゆうこ・長澤知之・江川ゲンタと披露。パーカッション・ヘボロで軽やかなビートを刻むあらきゆうことボーカル杏子がステージを大きく使い、夏を感じる1曲に。

「デビュー30周年をお祝いして、山崎まさよしくんの楽曲をカバーしたいと思います。」と披露されたのは、「お家へ帰ろう」。昨年オーガスタに所属したニューカマー・ルイと、再び登場したさかいがメインボーカルをとり、杏子・元・あらきゆうこの女声コーラスに載せたアコースティックアレンジが、夕暮れの万博会場に温かく響いた。時に「ファミリー」とも称されるオフィスオーガスタのアーティストならではの、山崎まさよしのデビュー30周年への祝福とリスペクトが垣間見られるライブアクトだったといえるだろう。「では私たちはお家へ帰ります!」と、お茶目なMCで4人の先輩が舞台を後にし、ルイの「ブルーアワー」がスタート。ピアノ演奏途中からダンサブルなハンドマイクに切り替え、ステージいっぱいを使ったパフォーマンスでオーディエンスを惹きつけていた。

続いて登場したのは秦 基博。「やわらかな午後に遅い朝食を」「鱗(うろこ)」の2曲を、自身の音楽の原点でもある弾き語りで披露し、力強い歌声で会場を魅了した。
山崎まさよしのステージは、自身の1st Albumにも収録されている「中華料理」からスタート。デビュー当時から山崎のライブサポートをしている中村キタロー(Bs.)、江川ゲンタ(Dr.)、との鉄壁のアンサンブルは流石の一言だ。「One more time, One more chance」のイントロが流れた瞬間に会場から沸き起こった温かい拍手は、山崎が積み重ねてきた30年のキャリアと、映画の主題歌として数々の作品に起用されてきたこの曲が、世代や国境を越えて広く愛されていることを感じさせた。

「オーガスタの仲間とやりたいと思います!カモン!」とアーティストをステージに呼び込んで披露したのは、山崎まさよしの代表曲の1つ「セロリ」。メインパートを交互に歌いつなぐ中、本家・山崎まさよしが早口のラップパートをキメると、会場からは大きな歓声が上がった。杏子が客席にスマートフォンのライトをつけるように促し、公演の最後を飾ったのはAugusta Campの第一回公演より歌われてきた、福耳「星のかけらを探しに行こう Again」。会場を埋め尽くす星のかけらのような光の海の中で、公演は大団円を迎えた。

9月に横浜で行われる「Augusta Camp」では、本日の万博公演に参加できなかったアーティストも加わり、さらなるボリュームでの山崎楽曲のカバーや、コラボセッションも数多く予定されている。是非会場に足を運んで、オーガスタアーティストのライブパフォーマンスをたっぷり堪能してほしい。

写真:福政良治


□ セットリスト
M1「まなざし☆デイドリーム」さかいゆう
M2「薔薇とローズ」さかいゆう
M3「KAMA KULA」元ちとせ × さかいゆう
M4「死んだ女の子」元ちとせ
M5「ワダツミの木」元ちとせ with 長澤知之
M6「蜘蛛の糸」長澤知之
M7「目を閉じておいでよ」杏子 with 長澤知之
M8「DISTANCIA~この胸の約束~<20 Years After Ver.>」杏子 with 山崎まさよし・あらきゆうこ・長澤知之
M9「お家へ帰ろう」杏子・あらきゆうこ・元ちとせ・さかいゆう・ルイ ※オリジナル:山崎まさよし
M10「ブルーアワー」ルイ
M11「やわらかな午後に遅い朝食を」秦 基博
M12「鱗(うろこ)」秦 基博
M13「中華料理」山崎まさよし
M14「One more time, One more chance」山崎まさよし
M15「晴男」山崎まさよし
M16「セロリ」山崎まさよし with 福耳
Encore「星のかけらを探しに行こう Again」福耳


■ Augusta Camp 2025 イベントオフィシャルサイト
https://www.office-augusta.com/ac2025/