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元ちとせ、アニバーサリーライブで20周年イヤーを完走!テレビ放映も決定!

February 6, 2023 18:00

元ちとせ

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元ちとせ、アニバーサリーライブで20周年イヤーを完走!テレビ放映も決定!

2002年2月6日、《その声は、100年にひとり》という印象的な言葉とともに、シングル『ワダツミの木』で鮮烈なメジャーデビューを飾った元ちとせ(はじめ ちとせ)が20周年のメモリアルイヤーを完走し、本日2月6日に満21周年を迎えた。デビュー記念日直前の2月4日(土)、東京・EX THEATER ROPPONGIで開催された20周年イヤーを締めくくる「20th Anniversary Special Live」の模様をレポートする。

元ちとせが2月4日(土)、デビュー20周年のメモリアルイヤーを締めくくるスペシャルライブを東京・EX THEATER ROPPONGIで開催した。

デビュー21周年の記念日(2月6日)の2日前に行われたこのライブには、ゲストとして折坂悠太、山崎まさよし、岡本定義(COIL)も出演。2002年のメジャーデビュー曲「ワダツミの木」から最新アルバム「虹の麓」の楽曲まで、20年のキャリアのなかで生み出された名曲を披露した。
 
ライブは、三味線の弾き語りによる奄美のシマ唄(民謡)「朝花節」からスタート。バンドメンバー(鈴木正人/Ba、伊藤大地/Dr、石井マサユキ/G、ハタヤテツヤ/Key、神田智子/Cho)が加わり、インディーズ時代の楽曲「コトノハ」「精霊」へ。彼女のルーツである故郷、奄美大島の伝統「シマ唄」に根付いたボーカルによって、観客を魅了した。

元は「みなさん、拝(うが)みんしょうらん!」と奄美の方言で挨拶。「今日は20周年イヤーを締めくくるスペシャルライブ。いろんな思い出がありますけれど、集まってくださったみなさんに、元ちとせの歌声を届けたいなと思っています」と語り掛けると、会場から温かい拍手が沸き起こった。

この後は、「いつか風になる日」「春のかたみ」「六花譚」「あなたがここにいてほしい」で四季の巡りを表現。ステージ後方の大きなスクリーンには曲に合わせて花や海、奄美大島の景色やCG映像などが映し出され、楽曲の世界を彩る。(案)ライブの中盤では、デビュー曲「ワダツミの木」など元ちとせの代表曲を数多く手がけた上田現(2008年に逝去)の楽曲を集めたコーナーや、昨年7月にリリースされた最新アルバム「虹の麓」のコーナーと、20年の軌跡を実感できるような場面が続いた。

さらに元と交流のあるアーティストがゲストとして登場。まずは同じ音楽事務所・オフィスオーガスタ所属の岡本定義(COIL)と「青のレクイエム」(作詞作曲:岡本定義/映画「初恋」主題歌)をセッション。「(元のカバーアルバム)「平和元年」に収録されたこの曲に衝撃を受けました」という折坂悠太とは、「腰まで泥まみれ」(原曲はピート・シンガーによる反戦歌)、続いて最新アルバム収録の折坂の提供曲「暁の鐘」をコラボレーションした。

Hajime_Orisaka20230206.jpeg最後のゲストは、こちらもオフィスオーガスタの先輩で元が親しみを込めて“兄さん”と呼ぶ山崎まさよし。DIYが得意な山崎にリクエストし、この日の為に一緒に製作したという三味線スタンドも披露された(製作の模様は山崎のYouTubeで公開中)。そんな笑いの絶えないMCから一転、元が自分の歌い方をみつけるきっかけとなった「名前のない鳥」を、山崎のアコースティックギターと元の三味線だけというスペシャルバージョンで演奏した。そして、サプライズの大きな花束を抱えた岡本が再びステージに現れると、岡本+山崎のユニット「さだまさよし」作詞作曲の「やわらかなサイクル」では会場全体が温かい祝福に包まれた。

Hajime_Yamazaki_Okamoto20230206.jpeg「これからも一つ一つの曲を大切に、心をこめて届けていきたいと思います。奄美大島のことも含めて、きちんと見つめながら、たくさんの素晴らしいところを伝えていきたいと思っています」という言葉に導かれたのは、「ワダツミの木」。奄美のシマ唄、レゲエ、J-POPが融合した名曲をしなやかに、力強く歌い上げ、ライブ本編は終了した。

アンコールでは「私にとっても大切な曲」という「ひかる・かいがら」、さらに命の連なりの大切さを描いた代表曲「語り継ぐこと」へ。大きな感動のなか、記念すべきライブはエンディングを迎えた。デビュー当時、“その声は、100年にひとり”と称された元ちとせの歌は、今もなお深みを増している。そのことを強く実感できる圧巻のステージだった。

※より詳しいライブレポートは後日、元ちとせ 20th Anniversary Special Site(https://www.office-augusta.com/hajime/anniversary/)に掲載予定

Writer:森朋之
Photographer:福政良治



元ちとせ コメント

皆さまのおかげで20周年イヤーを完走することができました。
21年目も感謝の心を忘れず、コトノハを丁寧に届けて行こうと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

元ちとせ



■ 元ちとせ 20th Anniversary スペシャルサイト
https://www.office-augusta.com/hajime/anniversary/

■ 元ちとせ オフィシャルサイト
https://www.office-augusta.com/hajime/

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