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杏子、山崎まさよしらが一夜限りの記念ライブ「進化していきたい」オフィスオーガスタ&日清ラ王30周年!

November 12, 2022 23:30

オフィスオーガスタ

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杏子、山崎まさよしらが一夜限りの記念ライブ「進化していきたい」オフィスオーガスタ&日清ラ王30周年!

杏子、山崎まさよし、元ちとせ、スキマスイッチ、秦 基博、浜端ヨウヘイ、松室政哉らが所属するオフィスオーガスタと、インスタントラーメンの日清ラ王が共に30周年を祝う記念ライブ「日清ラ王&Office Augusta 30th Anniversary Live Streaming」が、11月12日、東京・新宿の日清食品パワーステーションリブートで開催された。

「バルセロナ五輪」や「松井秀喜5打席連続敬遠」などの出来事があった1992年の9月に日清ラ王が発売、同年11月にオフィスオーガスタが設立され、それぞれ今年で30年の節目。今年9月からは日清ラ王カップとオフィスオーガスタのコラボパッケージが全国発売され、9月25日に横浜赤レンガ倉庫で行われた「Augusta Camp 2022」には日清ラ王が協賛するなど、アニバーサリーイヤーを盛り立ててきた。

この日のステージには、杏子、山崎、浜端、松室が登場。「30周年、ひとしおですよね~」と、しみじみ語り出した山崎は「我々、音楽が好きでずっとやっているし、事務所も持続してやっている。僕と杏子さんがやってきたことに、浜端や松室ら後輩が付いてきてくれて…30年。えらい年数ですよ。続けられるのは、お客さんあってこそ。ラ王も、お客さんあってこそだと思う」と感謝した。

今年8月にソロデビュー30周年イヤーを迎えた杏子は「ソロでは、ラ王と同い年」と“自己紹介”。80年代の日本のロックシーンをけん引したバンド・BARBEE BOYSのメンバーとしてメジャーデビューを果たし、同バンド解散後の活動として「ソロになる事はすごく不安でした」と当時の心境を振り返った杏子だったが、「このファミリーができた事で、進めたのかなと。才能あるミュージシャンが集まってくれたので、毎年毎年、刺激的でした。生でのライブ、もっと増えたらいいな。ラ王は進化していると思うので、オーガスタも進化していきたいな」と山崎らに視線を送り、笑みを浮かべた。

今年32歳の松室は「物心ついた時から、オーガスタもラ王もあった。それが一緒のステージで、お祝いできたり歌わせてもらえる事に感動」と語ると、杏子や山崎は「しっかりしてる~」と感嘆。さらに松室が「いまだに、何回も会っているけど、『わっ、山崎まさよしや!』と思う瞬間がある」と明かすと、浜端も「最初は俺も、『山崎まさよし』という“概念”だと思ってた。実在すると思ってなかった」と被せて、笑いを誘っていた。

「日清ラ王、オフィスオーガスタは、この曲で始まりました」と杏子が告げたように、記念ライブの1曲目は、1992年8月にリリースされた杏子のソロ・デビューシングル「DISTANCIA〜この胸の約束〜」で幕開け。生バンドに加えて、山崎と浜端、松室がギター&コーラスで参加し、一夜限りにふさわしいセッションで会場のボルテージを一気に上げた。1人ステージに残り、パフォーマンスした杏子は、ソロ30周年を記念した新曲「30minutes」をパワフルかつハスキーボイスで歌い上げ、VTR出演組のスキマスイッチ、元ちとせ、秦 基博へバトンを繋いだ。

VTR出演組のTOPバッターを飾ったのは、スキマスイッチ。ヒット曲「奏(かなで)」や最新曲「up!!!!!!」が披露され、大橋卓弥は「オーガスタ自体を愛してくれる人が多いみたい」、常田真太郎も「みんなで盛り上げてくれてるんですよね。ありがとうございます」とファンにメッセージを寄せた。

続いて登場した元ちとせは最新アルバムから「暁の鐘」、デビュー曲「ワダツミの木」を披露。今年デビュー20周年を迎えた元も「オーガスタ、そしてラ王も30周年。皆さんとお祝いできて、嬉しく思います。これからも、心を込めて、ずっとずっとAugusta Campで皆さんとお会いできるよう頑張っていきたい」とコメントした。

VTR出演ラストを飾った秦は「残影」「鱗(うろこ)」などを歌唱。3年ぶりに有観客で開催した「Augusta Camp 2022」でトリを務めた心境として「皆さんの熱いステージ、周年の皆さんの凄さを受け継いで、トリができたかなと自分では思っています。皆さんとまたAugusta Campでお会いできたら」と語り、今後の“出会い”に期待を込めた。

VTR出演組の後を受けて、ステージに立ったのは浜端。今年9月21日にメジャー1stフルアルバム『Things Change』をリリース、11月21日からは全国バンドツアーも控え、勢いに乗る浜端は、ギターをかき鳴らしながら「オンライン」を熱唱。「嬉しいなって思います。イベント事が続くって。少しずつ、その時が帰ってきているかなと、前向きな気持ち」と想いを報告し、最後は新曲「変わらないもの」を歌い上げた。

続いて現れた松室は、11月2日に発売したばかりの最新アルバム『愛だけは間違いないからね』から、表題曲「愛だけは間違いないからね」など計3曲を歌唱。最後はアコギを弾きながら、テレビ朝日ドラマ「六本木クラス」の挿入歌として話題を集めた「ゆけ。」で、甘く澄んだ歌声を力強く響かせた。

トリを飾ったのは、今年生誕50年ライブを開催し、自身にとっても節目を迎えた山崎。エレキギターを演奏しながら「Let's form a R&R band」でロックムードを高めると、続けて「サイドストーリー」へ。この日の会場は、デビュー間もない頃にマンスリーでライブを行っていた思い出の場所だ。ラストは、杏子や浜端、松室をステージに招き、全員で「セロリ」を合唱して締めくくった。

さらにアンコールを受けて、杏子、山崎、浜端、松室が再びステージに集結。ライブ前のインタビューで杏子が「この4人が生でやるので、4人でなければできないことを楽しみにして欲しい」と予告していた通り、この日限りのユニット「福耳」として、「Rewrite」「星のかけらを探しに行こう Again」を披露。オフィスオーガスタのことを「家族のよう」と4人それぞれが話していた通り、息の合ったハーモニーで魅了し、最後まで飽きさせない演出で、視聴しているファンを楽しませていた。

ライブ後には、4人のアフタートークも開催され、松室がライブ中にウインクをしていた事を引き合いにいじり合ったり、個々の30年前の秘蔵写真を公開して回想したりと、トークに花を咲かせていた。

なお、本ライブの模様は、11月12日(土)23時から11月19日(土)23:59 まで見逃し配信を実施中。詳しくは下記より。
https://nissin-ps.com/live/detail/04807580

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