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ビッケブランカ、普段では見られない貴重な水族館ライブがWOWOWでいよいよオンエア!

January 29, 2021 18:10

ビッケブランカ

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ビッケブランカ、普段では見られない貴重な水族館ライブがWOWOWでいよいよオンエア!

ビッケブランカが神奈川・八景島シーパラダイスで開催した『ビッケブランカ SUPER AQUARIUM LIVE』が、2月2日(火)20:00にWOWOWで放送される。

『ビッケブランカ SUPER AQUARIUM LIVE』はWOWOWのオリジナルライブ番組で、八景島シーパラダイス内にある日本最大級の水族館、アクアミュージアムで収録された。

まるで海中にいるような幻想的な光景を、ゆっくりとカメラが旋回し捉えていく。そこに1人ずつサポートメンバーが集い、荘厳なSEに溶け込むような演奏が始まったかと思えば、ビッケブランカがハンドマイクで歌いながら巨大な水槽に囲まれたエスカレーターを降りていくというインパクト抜群のオープニング。その後もアクアミュージアム内をアテンドするかのように駆け抜け、円形の布陣で待ち受けるメンバーと合流。回遊する魚たちをバックに「Ca Va?」を歌うという、ここでしか実現し得ない絶景を生み出し、「ファビュラス」「アシカダンス」「追うBOY」とアップテンポなナンバーを立て続けに聴かせていく。コロナ禍に多くのアーティストがさまざまな形態でライブ配信等を行ってきたが、それとはまたひと味違うコンセプトとシチュエーションの妙に、新たな驚きと喜びをファンへ届けようという、ビッケブランカの音楽を信じるチームの熱意とクリエイティブをひしひしと感じる。

「今思い返すと、昔から気分転換で海に行くことが結構あったので、自然と歌のタイトルとか歌詞に、海っぽい雰囲気とか生き物の名前が出てくる傾向があって。なかなかこんな状況でやらせてもらうこともないと思うし、後ろの大水槽とか……壮観ですよね」とその想いを述べつつ、「Shekebon!」では頭上に漂うクラゲ越しの映像など360°アングルで回転するカメラワークでも魅せ、ステージを包囲する水槽を興味深げに眺めながらステップを踏むビッケブランカ。疾走感溢れるロックチューン「Black Rover」でも、その神秘的な空間のド真ん中でエネルギッシュにエレキギターをかき鳴らす。

「一番初めに音楽が面白いとか楽しいと思うようになった、かなりの割合を占めた要因が、WOWOWで母親が録画してたマイケル・ジャクソンのMV特集を見たことなんですよ。それにすごく感動して、まねして、小学校1~2年生の僕が歌詞をカタカナで書き起こして学校に持って行って。やっぱり「スリラー」も「BAD」も大人数じゃないと形にならないので、何とかみんなに踊りを覚えてもらって遊んだり、すごく思い出深いものがあって。そういう初期衝動にWOWOWはすごく深く関わっているなと思って、そこに今自分が出られているのは不思議な感覚もあり。僕は今、幸せであります」

そんな感慨にふけりながら、ダークでエモーショナルな「ミラージュ」をひときわ情熱的に歌い上げる姿には、かつては音楽少年だったビッケブランカの数奇な運命をたどるかのような感動が押し寄せる。ここで、「スヤーッと寝てるよね。何かもう人間みたいだよ。起きてよ、セルフタイトルの曲だぜ。あんたが起きてなくてどうすんだよ(笑)」と、胸の前で手を合わせ気持ちよさそうに眠るホッキョクグマに語りかけながら、切なくも優しい「白熊」を奏でる。さすがのビッケブランカも、まさか本物のクマを前にこの曲を歌うことになろうとは、想像もしなかったことだろう。「WALK」、そして、「まっしろ」と極上のバラードを切々と届ける際にも、ビッケの背後では魚たちが群れを成して泳ぎ、その景色とシンクロするような楽曲のテンポが、目にも耳にも何とも心地良い。胸を締め付けるようなラブソング「TARA」では、まるで海の底にいるような静寂が楽曲のドラマをより際立たせるかのよう。

「人生初です、こんな経験をさせてもらえるのは。2020年は大勢の人の前でライブがやれなかったですけど、時間を共有するということだけ考えれば、WOWOWとかこういう場所から、もっともっと多くの人に届けることができるんじゃないかと。その最たるものがここですよね。すごいですよ今日は、12~13台ぐらいカメラが入ってますから。僕たちが見ているこの景色を、画面越しにきっと皆さんも感じてくれてると思いますので、最後はグングングンと盛り上がっていきたいなと思います!」

MAIN_VB20210129.jpg宣言通りの「Winter Beat」の軽快なビートに身も心も躍らされていると、再びビッケブランカはハンドマイクでアクアミュージアム内を全力疾走! 「Slave of Love」では画面越しのオーディエンスに訴えかけるように熱くフックアップしていく。

「『SUPER AQUARIUM LIVE』、横浜・八景島シーパラダイス、すごく楽しかったし、美しかったですね。皆さんにもきっと伝わってると思います。最後に1曲、次に来る春を待ち望む歌をやってサヨナラしたいと思います」

ラストの「ウララ」でも、大水槽やホッキョクグマ、セイウチの水槽の前を自由に歩き回りながら歌うなど、アクアミュージアムならではのスペシャルなパフォーマンスの連続で、最後までその歌声を存分に響かせたビッケブランカ。計14曲にも及ぶ充実のライブの模様が収められた同番組をお見逃しなく。


■ ビッケブランカ HP
https://vickeblanka.com/

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