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松室政哉 × 坂内拓トークショー&松室政哉インストアライブ密着レポート

August 8, 2019 19:00

松室政哉

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松室政哉 × 坂内拓トークショー&松室政哉インストアライブ密着レポート

7月31日(水)東京・TSUTAYA TOKYO ROPPONGIにて松室政哉×坂内拓『映画と音楽とイラストレーション』トークショー&松室政哉『僕は僕で僕じゃない』発売記念インストアライブが開催された。

松室と言えば、衆目一致の映画フリーク。密着や取材での雑談時、松室から出てくる映画の知識や見解は目を見張るものがある。今回は2017年の松室デビュー時からジャケットイラストを手がけるイラストレーターの坂内拓氏と一緒に、松室の日常の一部とも言えよう映画、そして音楽とイラストレーションについて語るトークショー。


会場のTSUTAYA TOKYO ROPPONGIに到着。イベント会場の2Fへ上がると今回の企画立案者、本釜菜津子さんと久々の再会にお互い笑顔になった。セッティング中の半田マネージャーとも挨拶。今回の企画は本釜さんが週替りでパーソナリティを務めるコミュニティーラジオ『渋谷のラジオ』の「渋谷でわくわくラジオインターン」 に、坂内氏が出演した際、本釜さんより出たアイデア。この日の番組を聴いていたが、ワクワクするような口調で話す本釜さんが印象的だった。程なくして坂内さんの姿も。「お久しぶりです。」と挨拶し、楽屋。

楽屋にはすでに松室がいて、他愛ないお喋りから打ち合わせへ入った。本釜さんが進行の説明。インストアライブの曲数や音響の話を半田マネージャーと相談しながら打ち合わせは進み、その後、松室と半田マネージャーはサウンドチェックに。ステージに向かう途中も「綺麗に陳列されてるなぁ…。」とレイアウトに興味深く目を向ける松室。断片的に歌いながら声やギターの音をチェック。


20190808DSC_7190.jpg気になった部分をマネージャーに伝えながら約5分ほどで簡単なリハーサルを済ませると再び楽屋へ。映画や音楽からサインの話へ。イラストが描かれている坂内のサインの話から筆者が「もし室くんも、サインじゃなくイラストを描いてと言われたらどうする?」と質問すると、「いや、最近たまにあるんですよ!でも僕に画力がないの分かっててわざと言ってますからね(笑)。」と、ファンとの距離の近さを感じさせるエピソードに笑いがこぼれる。

20190808DSC_7217.jpgまた松室がTSUTAYAでバイトしていた頃の研修話やキャラクターの話など、ディープな話題も飛び出した。そんな風に終始和やかな雰囲気だったが、松室と坂内がトークショーで話す映画の話になると、映画内容のネタバレなど、注意点を真剣なムードで話す二人。

「さっきの、リハを観て試聴機で曲聴いてくれている人がいたよ。」楽屋に入ってきた半田マネージャーの言葉に「本当ですか?嬉しい。」と笑顔を見せる松室。それと同時にお客さんが書いたお悩み・質問カードが手元に届き、笑ったり悩んだりしながら一枚一枚目を通し、それに見合った映画を考えている。ふとスマホを取り出したかと思えば、映画鑑賞用アプリで自分が観た映画を確認。だが程なくして「勢いでいくか。」と一言呟く。決して投げているわけではなく、あえて綿密にしすぎないことで 生まれるその場の空気感やテンションを松室は知っているのだろう。そしてその方が面白くなることも。(これは松室の大きな才能だと思う)

トークショーがスタート。

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20190808DSC_7405.jpg笑いが耐えない中で音楽やアートなどクリエイティビティに触れる一面では会場も真剣な眼差しで二人の話に耳を傾けていた。 インストアライブでは新曲「僕は僕で僕じゃない」を含む全4曲を披露。

20190808DSC_7470.jpgこの模様は是非イベントレポート(https://popscene.jp/livereport/043679.html)をチェックしてもらいたい。

イベントが終了し、サイン会へ。

20190808DSC_7538.jpg展開しているCDやグッズには人だかりが出来ている。松室はサインをしながらいつも通り、ファンと気負いないお喋りをしている。坂内氏もイラストについての質問に丁寧に答えていた。

そのサイン会も終わり、一旦楽屋に戻ってからアフタートークへ。

会場まで移動する途中、DVDを観ながら「アクションは○○番」「恋愛映画は○○番」などジャンルナンバーの話をしながら「覚えてるもんやな。」とショップスタッフだった経験を思い出し笑顔になったり「これ観ました?」と坂内氏へ映画を勧めるシーンも。

20190808DSC_7595.jpgアーティストや映画のTシャツ、グッズを熱心に見ている。

20190808DSC_7699.jpgここで改めてアフタートークへ。そしてこのアフタートークで、室政哉×坂内拓『映画と音楽とイラストレーション』トークショー&松室政哉『僕は僕で僕じゃない』発売記念インストアライブ密着レポートを締めくくるとしよう。


■ アフタートーク

ー イベントお疲れ様でした。

松室・ 坂内:ありがとうございました。


ー イベントはいかがでしたか?

松室:結構ぽかーんとなるかなと思ったけど、みんな真剣に聞いてくれて。

坂内:僕がぽかーんとなっちゃったかも(笑)。色々喋ろうと思ってたんだけど、なかなか……。

松室:いや、結構盛りだくさんだったし。

坂内:本釜さんのツッコミも良かったですよね。

松室:あれはマジなのか天然なのか。一番ウケてた(笑)。


ー こういうトークイベントの経験は?

松室: ラジオの公開収録はあるけど、トークイベントってなかなか無いですよね。それこそ「きっと愛は不公平」のMVを作った時に、主演の(長村)航希くんや(萩原)みのりちゃんなど交えてトークイベントやったくらいかな。

坂内:僕も一度、本の表紙を手がけた時に作家さんと一緒に5〜6人で登壇したことが一回ありました。

松室:一回だけですか?

坂内:一回だけですね。

20190808DSC_7645.jpg松室:それは断ってるんですか?

坂内:出来るだけ…(笑)。いや、今回も映画だから喋れるか心配だったんです。

松室:ああ、そういう理由で断ることもあるんですね(笑)。でもめちゃくちゃ喋れてましたよ。

坂内:本当ですか?良かった。


ー 松室くんが横にいることは心強かったですか?

坂内:すごく心強かったです。やっぱり上手く喋れるし、その内容がまた面白いし。気がついたら任せていました(笑)。

松室:いやいや(笑)。これは別に想定していたわけじゃないんですが、話しているうちに、作品や映画のことが繋がってきて、それが面白かったですね。

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ー また次があるとしたらどんなテーマでやりたいですか?

松室:僕個人的には「マーベルと僕」!

坂内:そんなに好きなんだ(笑)。

松室:マーベル映画、好きですねぇ。いいですよ。


ー 坂内さんは?

坂内:絵のことだったら喋りやすいですね。

松室:そういうことを聞くのも楽しいですよね。自分が知らないことはまだまだ沢山あるから知りたいし。多分今日もそうなんですよ。映画のことをそこまで知らない人も多い中で、僕らが勧めた映画を家に帰って観てくれたり。それがこういうトークイベントの醍醐味ですね。

坂内:それはありますね。そういう意味でも今日は楽しかったです。

松室:僕もすごく楽しかったです。


ー ありがとうございました。


Text&Photo:秋山雅美(@ps_masayan


■ 坂内拓 オフィシャルサイト
https://www.bannaitaku.jp

■ 松室政哉 Office Augusta
http://matsumuroseiya.com/

■ 松室政哉 AUGUSTA RECORDS
https://www.universal-music.co.jp/matsumuro-seiya/

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Information

Release

松室政哉 2nd Single
「僕は僕で僕じゃない」

2019年6月26日発売

-収録曲-

M1. 僕は僕で僕じゃない
M2. Hello innocence

□ DVD収録内容
Documentary of Matsumuro Seiya Tour 2019 “City Lights”

僕は僕で僕じゃない

CD+DVD

UMCA-50056 / 1,600円(税抜)