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Qyoto、2ndシングル『It's all in the game』インタビュー

Qyoto、2ndシングル『It's all in the game』インタビュー

July 10, 2018 19:30

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ー 書き下ろすにあたって、特にどういう部分を大切に歌詞を書きましたか?

HIROKI:ボルトの父であるナルトは今、<火影>という木の葉隠れの里の忍者のリーダーなんですが、BORUTOはそんな父に憧れつつ反発するんです。それを歌詞の「憧れの影は遠く闇の中 このまま風の中 追いつけないのかな」という部分でも表現しています。次世代を担う者としての今の人たちに対して思う気持ちを、BORUTOと僕たちQyotoという新人バンドを重ねながら書きました。


ー サウンドもロックテイストの強い印象的なギターのイントロから軽快なAメロへの展開や、ラスサビの盛り上がりや間奏など、サウンド的にも聴きどころが多いですね。

RYOTA.:一番はイントロですね。やはり耳に止まるキャッチーさを大切にしました。アニメのオープニングテーマということでテレビに映った時、一番最初の音になる意味でもどのメロディよりもキャッチーにすることは第一に考えたかな。

HIROKI:今から始まるワクワク感!「オープニングだと分かるワクワク感を演出したいね。」という話はしました。

RYOTA.:それとBORUTOのオープニングテーマという面だけでなくQyotoサウンドとしての面も出していきたかったんです。通常は一人のソロパートを、この曲に関してはギターとバイオリンの二人で奏でているんです。2番と3番の間ですが、それってQyotoでしか出来ないことかなと思うんです。


ー 確かにそうですよね。どの取材でも触れられると思うのですが、バンドでバイオリンがいることは珍しいと思いますが、今はどういうバイオリンを?

HIROKI:僕が使っているバイオリンはエレキバイオリンなんですが、アコースティックの音も出せるんです。ギターと一緒でエフェクターを使って音色を変えられるので、それこそギターっぽいサウンドやシンセっぽいサウンドも出せます。


ー では音源でもそうですが、ライブでも色々な音で世界観を楽しめるんですね。

HIROKI:そうです。今はいわゆる普通のバイオリンの音色しか使っていませんが、RYOTA.のサックスも含め、これから登場させる場所を模索中なので、その辺も含めてQyotoならではの幅広い音の世界を出していきたいです。

中園:つい先日のライブでもRYOTA.はサックスを初披露したんですよ。

RYOTA.:そうなんです。JAZZの“Take Five”という曲を演奏した時、少しだけですがお客さんの前で披露させて頂きました。これからもサックスを少しずつ盛り込めていけたら良いなと思っています。

RYOTA._A20180710.jpg写真:RYOTA.(Key,Sax)


ー 作詞作曲とも「Qyoto」と表記されていますが、メンバーの中で作詞作曲の役割は?

HIROKI:作詞は中園と僕の二人体制で殆ど作っています。お互いにデモを聴いて、別々に歌詞を書いたものを「これはこっちの方が良いんじゃない?」って後日メンバーと話し合いながらひとつにまとめていくんです。

RYOTA.:作曲はTSUCHIYAが一番多いですけど、TAKUYAやKENSUKE、僕も元となるデモを作ってきて、お互いそれぞれの楽器や編曲を進めていく感じです。ただ作詞も作曲も6人全員が納得したものを作っていくために、作ったメンバー以外から意見が出たりアドバイスをもらったりすることがあるので、あえて「Qyoto」と表記しています。


ー 曲の話からずれますが、<Qyoto新聞>というのが気になっていて(笑)。

HIROKI:お!ありがとうございます(笑)。


ー アナログのニオイを感じたのですが。

RYOTA.:もうアナログ中のアナログ(笑)。

HIROKI:毎回メンバーの誰か一人が担当して全て手書きで書いています。


ー 手書きはこだわりですか?

HIROKI: そうですね。僕たちはまだデビューして一年なので、知って頂く足がかりとなったら良いなと思って、より身近に感じてもらうために手書きにしています。でもめちゃくちゃ(笑)。

中園:メンバーそれぞれが好きなことを書くので、絵だけの場合もあるし。

RYOTA.:特に決まりはないんです。何でも書いていい(笑)。それをライブ会場で無料配布しています。


ー じゃあ、ライブに行かないとそれは手に入らない?

RYOTA.:そうなんです。ライブへ来て頂いたファンの方が、少しでも楽しんでもらえるひとつになれば良いと思っています。


ー 今後、Qyotoさんの存在が大きくなって、東京ドームやアリーナツアーをするくらいになっても続けて欲しいですね(笑)。

HIROKI:その会場規模の人数にあの拙い文章を見ていただくのか…。

RYOTA.:恥ずかしい!

中園:キョウト君…。

HIROKI:そう!前々回のライブ(取材時)から急に中園が「新しいコーナーだよ。」ってQyotoのマスコット<キョウト君>を考えるコーナーをいきなり作りはじめて、最後に「次回はHIROKIが描きます」って書くから、僕も描かざるを得なくて!だからこの間も必死に考えて、「次はギターのTSUCHIYAが描きます」って書いて。何か数珠繋ぎの連載が始まっています(笑)。


ー ある種、チェーンメール的な…(笑)。

RYOTA.:アハハハ!

HIROKI:チェーンコーナーだ(笑)。

中園:間違いなく僕のキョウト君が採用されるんじゃないかと思ってるけどね。

HIROKI:え?本気で言ってる?!とんでもないからね。

RYOTA.:相当酷いのを一発目に描いてきたんです。

HIROKI:よくあの感じで始めたよね(笑)。


ー すごく気になる!

RYOTA.:それがライブに来てくれたお土産になるわけです(笑)。

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