■ 自社一貫生産アナログ盤復活第1弾 『ニューヨーク52番街』 に寄せられたコメントの一部を紹介(敬称略・五十音順)
自分自身もレコード世代だったのに、<ソニーが29年ぶりにアナログ盤を完全自社生産>というニュースを聞いてもピンとは来なかった。しかし今回、ビリーの『ニューヨーク52番街』が手元に届くと、もう一気に魂が持って行かれるのを感じた。大きなジャケット写真、帯のコビー、手に触れる質感など、すべてが心の琴線に触れるようで、あの時代の匂いまで一瞬にして思い出してしまった。(中略)今、スマホで簡単に綺麗な写真が誰にでも撮れる時代になった。 しかし、トイカメラやフィルムカメラも若い人を中心に密かなブームになりつつあると言う。手軽なのが一周して、手の掛かるのが楽しいと言う事が認知されて来たのかも知れない。
ー 阿久津知宏(ビリー・ジョエル 公認ステージ・カメラマン)
『ニューヨーク52番街』が新たなアナログで鳴りだした時、心は1978年の空気感でいっぱいになった。音色がすごくこなれていて暖か味があり、音圧をCDの様にやたらに高くしないよう配慮されたバランスの良い音がする。お帰りなさい、アナログ!
ー 岩田由紀夫(音楽/オーディオ・ライター)
音がギュッと詰まっていて、エネルギー感がありますね。ドラムが気持ち良く鳴っているのも特長。CDの方がはっきり聴こえる場合もあるけれど、個人的にはこの音がしっくりくるかな。
ー 奥田民生
ハイファイだけど音が尖っているわけではなく、弾力性があるアナログサウンド。無理にEQやディメンジョンで厚化粧しておらず、バランスよく自然に音が上から下まで伸びていて、奥行きもある。これはアナログ盤を満喫できるいいリイシューですね。楽しくリスニングできました。
ー 田島貴男(ORIGINAL LOVE)
「”アルバム”って覚えてる?」と、生前のプリンスは言いました。今回丁寧に完全復刻されたアナログ盤を手にして、タイトル、ジャケット、邦題も含めて例えばこの『ニューヨーク52番街』のような作品こそが、真の意味での「アルバム」だと再認識出来ました。ふくよかな音像で、これからが楽しみです。
ー 西寺郷太(NONA REEVES)。
レコードの方が聴きやすいですよね。耳ざわりが良い音というか。高域が伸びすぎていない分、音量を上げても耳に刺さる感じがしなくて、疲れないで聴けるし、歌の表情もはっきりとわかる。
ー 山内総一郎(フジファブリック)
■ ビリー・ジョエル 『ニューヨーク52番街』 自社一貫生産アナログレコードのプレス工程動画
https://www.facebook.com/legacyjp/videos/1614290282000554/
■ ソニーミュージック(日本)のアーティストページ
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/
■『ニューヨーク52番街』自社一貫生産アナログ盤特設ページ
http://www.110107.com/billy_Joel
■ 本国のアーティスト公式ページ
http://www.billyjoel.com
SIDE A
1. ビッグ・ショット
2. オネスティ
3. マイ・ライフ
4. ザンジバル
SIDE B
1. 恋の切れ味(スティレット)
2. ロザリンダの瞳
3. 自由への半マイル
4. アンティル・ザ・ナイト
5. ニューヨーク52番街
プロデュース:フィル・ラモーン