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Qyoto 中園勇樹、3rdシングル『真冬のダイアリー』インタビュー

Qyoto 中園勇樹、3rdシングル『真冬のダイアリー』インタビュー

December 19, 2018 19:30

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中園勇樹(Vo)、HIROKI(Vn)、TSUCHIYA(Gt)、TAKUYA(Ba)、KENSUKE(Dr)、RYOTA.(Key,Sax)からなる京都府出身の6人組バンドQyoto(キョウト)。様々なルーツを持ち合わせたメンバーの実力あるプレイと、中園の存在感ある歌の魅力で着実にファンを増やし、12月19日に3rdシングル『真冬のダイアリー』をリリース。タイトル曲は、11月にレギュラー最終放送を迎えたAIR-G’「FM ROCK KIDS」でリスナーから集った “これぞ青春”エピソードを元に作られた。今回はその経緯や想い、ミュージックビデオの撮影秘話や、自身の「青春エピソード」などを中園勇樹に語ってもらった。


ー 12月19日リリースの『真冬のダイアリー』ですが、タイトル曲はすでに配信先行リリースされていますね。反応はいかがですか?

Qyotoらしさが出た曲で、僕としては良い反応を頂いている気がします。


ー この曲は、レギュラーラジオ番組AIR-G’「FM ROCK KIDS」内で“これぞ青春”と思えるエピソードをリスナーから募集したそうですね。番組はいつから?

今年の8月からです。その後、Qyotoも出演させて頂いた番組の30周年ライブで初披露したんですが、 出演が決まった時は本当に嬉しくて、感謝の気持ちを何かの形で表現出来ないかと思ってリスナーの皆さんと曲を作ることを考えたんです。


ー リスナーのエピソードをどういう形で歌詞に活かしたんですか?

エピソードそのままというわけではなくて、色々なエピソードを読ませて頂いて感じたことを、HIROKI(Vn)と一緒に歌詞にしていきました。ハッピーエンドで終わる楽しいものもあれば、歯がゆい想いを抱えたものもあり。本当に沢山のエピソードを頂いたので、どれか一つ選ぶというのも嫌で…。だから全て読ませて頂いて、ポイントで印象に残ったエピソードや全体で良いと思ったものを歌詞の中で表現しました。今回はAIR-G’さん…つまり北海道がご縁なので「冬」が第一のテーマとして決まっていたんですが、HIROKIがまず出だしから冬の情景が浮かぶ歌詞を書いてきたので、HIROKIの歌詞を1番に、僕の歌詞を2番にしました。


ー 1番はひとつの物語のように感じましたが、2番は色々なエピソードが入っているように感じました。

HIROKIが冬の情景なのに対して僕は青春の葛藤というか、恋愛にしてもスポーツにしても、その青春の中で葛藤する感情をAメロとBメロに書いたので、その違いはあると思います。


ー ショートストーリーのような歌詞ですよね。

本当ですか?嬉しいです。今回は本当に難しかったです。というか、皆さんそれぞれに想いを寄せてくれたので悩みました。例えば「このエピソード、良い!」と思っても他にもめちゃくちゃ良いエピソードがあったり。だから最初は何かひとつエピソードを決めて歌詞を書こうと思っていたんですが、悩んだ挙げ句に自分も共感できるエピソードを思い浮かべながら、自分なりの言葉にしてみました。ただ、2番の歌詞は冬のワードを全然入れてないんですよ(笑)。


ー そうなんですよね。1番は中園さんも言われていたように冒頭から「パウダースノー」が出てくるだけでなく、「銀色の雪の上を」、「1月のページ」など冬を感じさせるワードが出てきますが…。

僕も冬のイメージはすごくあったんです。でも書いていくうちに冬のことよりも書きたいことが多くて、気づけば「あれ?冬のワードがない」となっちゃいました(笑)。でもHIROKIが1番で冬の情景を書いてきてくれたので、そこからストーリーが見える形に出来ました。


ー サウンドもアッパーでありながら心地よさも感じますね。

1stシングルの『太陽もひとりぼっち』が夏の曲ということもあり、自分達の中で夏らしい曲はイメージ出来たんですが、今回は冬ということで真っ先に冬が思い浮かぶサウンドに重点を置きました。その中で、冬を意識したメロディーだと間奏のヴァイオリンが映えるんだなと、自分たちの中でひとつの発見がありました。


ー それこそヴァイオリンの音色が澄んだ冬の空気を感じさせたり、ヴォーカルラインが美しかったりしますが、リズムの刻みが細かいですよね。

そうなんです。今回変わったドラムになっています。


ー その点は、今までのQyotoさんには珍しく感じたのですが。

疾走感を出したかったんです。冬の曲なのでバラードをイメージされていた方も多いと思うし、実際「バラードだと思っていました」という感想も頂きました。でも皆さんから頂いた青春エピソードにハマるサウンドは何だろうと考えた時、バラードよりアップテンポなイメージだったんです。それでQyotoらしいアップテンポなリズムの中に、このヴォーカルラインやメロディを入れつつ、今までにないようなドラムの刻み方をすることで、より疾走感が出たと思います。


ー その疾走感とは裏腹にラスサビ前の間奏が叙情的で美しいですね。

2ndシングル『It's all in the game』ではロック色が強かったので、今回はアコースティックギターも入れようという話になったんです。イントロもそうなんですが、この間奏で一番冬のイメージを持たせたかったので、ストリングスもこだわりました。


ー ミュージックビデオ(以下:MV)ですが、外でのロケは小樽なんですね。

そうです。


ー 中園さんだけ小樽へ?

そうなんです。他のメンバーにも「いいなー!」ってさんざん言われました(笑)。


ー そうなりますよね(笑)。小樽はいかがでしたか?

綺麗でした!小樽の有名な場所や風景など知っているところもあったんですが、実際の目で見ると感動ですね。特に北一ホールのカフェが印象深い場所でした。室内は暗めなんですがシャンデリアがとても綺麗で。 一般のお客さんもいらっしゃる中での撮影だったんですが、“こんな素敵なところで撮影していいんですか?”という気分でした(笑)。今、公開されているのはショートバージョンなので、そこで撮ったシーンは出ていませんが。


ー 初回生産限定盤のDVDにはフルバージョンが収録されるんですよね?

はい!だから是非、初回生産限定盤を手に取っていただきたいです。


ー 是非観たいですね。他に撮影中、印象的だったことは?

前日まで、撮影日が雨予報だったので海のシーンが撮れるかずっと心配していたんです。でもいざ当日を迎えると、すっきりと晴れた綺麗な青空にスタッフの皆さんとも「奇跡だね!」って話しました。あとカラスに悩まされました(笑)。


ー カラス?

カラスが多かったんです。学校の校舎で歌唱シーンを撮ったんですが、窓にもたれて歌っていたらカラスが横切る!


ー カラスに好かれる男!(笑)

いやぁ、小樽の時は好かれてしまいましたね(笑)。


ー『It's all in the game』のインタビューでは、楽屋などでメンバー同士、よくミニコントをされているというお話でしたが、MV撮影の合間などもそういう感じでしたか?

最近ミニコントが疲れてきちゃって(笑)。


ー アハハ!

でもお互い結構褒め合います。「今のこのシーン良かった。」とか「この顔いいね。」とか。そうやって褒め合った方がモチベーションも上がって撮影がうまくいくんですよね。


ー そういうポジティブな進め方って良いですね。

あと撮る直前まで喋っていた方が自然な表情が出来るので、あまり固まってしまうような変な緊張感ではなく、雰囲気良くやろうという感じでした。それは撮影だけではありませんが、やっぱり歌う時ってモチベーションが一番大切なのでスタッフさん含めみんなで良い雰囲気を作ってくれるのはありがたいです。


ー 今回ジャケットデザインも、ブラックベースにするかホワイトベースにするか悩んで、Twitterでファン投票をされていましたよね。

そうなんです。最終的には両方起用することになりましたが、通常盤に使用したホワイトが本来考えていた方なんです。ただ、控室として利用させていただいた部屋もおしゃれだったので、そこで撮ったら良い感じになるんじゃないかということで一度撮影したらめちゃくちゃ良い雰囲気になって。だからみんな悩んじゃって(笑)。それで投票させて頂きました。


ー メンバー内でも意見は割れましたか?

割れましたね。最初はやはり冬=ホワイトのイメージだったんですが、ブラックを見た時にこっちも渋くて格好良いな…って。僕自体はそれでもホワイトのイメージで揺るぎはなかったんですが、TAKUYAは結構ブラック推しでしたね。でも結果的にこういう形で両方出せたので良かったです。

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