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スキマスイッチさんの「スキマの花屋」に行ってきました!

August 31, 2020 18:30

コラム

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スキマスイッチさんの「スキマの花屋」に行ってきました!

「いろんなスキマに花をそえて、ちょっと世界を明るくする。」2018年にスタートしたスキマスイッチさんの「SUKIMA NO HANAYA」は、それまでもコラボレーションやショップなど様々な企画で、私たちの日常にある“スキマ”に花を添えてくれた。

2018年には恵比寿で開催された「スキマの花屋カフェ」に行き、美味しいミルクセーキを頂いた。(https://popscene.jp/foundit/039890.html)その時のコースターに描かれた花は今も私のデスクにある。

masaradi2020083102.jpg今年は東京・新橋のポップアップストアに行くことができ、最初からエディブルフラワーを使ったお花クッキーとコーヒーは絶対に買おうと決め打ちしていた。ミニマルな作りに公式サイトで見た商品が並ぶ。衝動買いはしない……衝動買いはしない……と、自分に言い聞かせていたのに、気がつくとリネンのハンドタオルを握りしめているではないか。そりゃ言えば、ブーケだって、Tシャツだって、ワイヤレス充電器だって、トートバッグだって、ちゃばしら茶だって、買いたいところだ。しかしそんなに買っては散財してしまう。なので決め打ち+衝動買いの1品を手に仕事場へ戻った。

「まさやんラジオ」の編集中、私は何度もスキマスイッチさんのセレクションアルバム『スキマノハナタバ ~Smile Song Selection~』を聴いた。やはり「かけら ほのか」は良い。プライベートでは新旧問わず好きな曲ばかり繰り返し聴く癖があるので、アルバムで「かけら ほのか」を聴き返したり、『LIVE a la carte 2020』で「時間の止め方」に再会しなければ、楽曲の魅力を再認識できなかったかもしれない。因みに私がプライベートで繰り返し聴いているスキマスイッチさんの曲は色々あるが、トップ3は「ゴールデンタイムラバー」と「僕と傘と日曜日」と「夕凪」。このトップ3がカセットテープであればとっくに擦り切れている。

ところで新曲「あけたら」は確かに今までと違う。3番まであるのも珍しいが、感情に寄り添ったギミックはきっとイメージの具現化に時間を費やしたに違いない。



自由にどこにでも行け、誰にも会える状況が遠い今、<願い>そのものの3番の歌詞を初めて目にした時は、水を飲むが如く細胞に広がりながら、自分の生活にあった日常や笑顔を少し近くに引き戻してくれる気がした。正確に言えば、それらを再び手にする<希望>だろう。
手放しで笑顔になれないことが多い今だからこそ、私たちには「スキマスイッチの音楽で笑顔や元気を増やしたい」という思いで選曲されたセレクションアルバムに詰まった笑顔と元気が必要なのかもしれない。


ポップアップストアの話に戻るが、お花クッキーはシンプルな味わいが後をひいた。正直5枚は少ないと思っていたが、それくらいで助かった。これが20枚入ってたらきっとその場で食べ尽くしてしまったかもしれないから(笑)。それに、エディブルフラワーはやはりテンションが上がる。いつか「masayan’s coffee break」でもエディブルフラワーを使った何かをやりたい。何かは分からないけど。

それにしても、飾ってもプレゼントしても食べても良いなんて花は凄い。そういえば結婚式やお葬式など、喜びの傍にも悲しみの傍にも花はある。でもそれって音楽も同じではないだろうか。様々な形の<愛>を歌う曲や、もう会えなくなってしまった人を思い出し悲しむ曲が世の中にはどれだけあるか分からない。ジャケットを部屋に飾ったり、好きなアーティストのアルバムを誰かにプレゼントしたり……さすがに食べることは出来ないが、聴いた音楽は自分の栄養となる。
花と音楽、意外と共通点が多いかもしれない。そんなことを考えつつ、今日もポップアップストアで買ったフルーティーな珈琲にホッと笑顔が溢れる。

masaradi2020083101.jpg
■「スキマノハナタバ ~Smile Song Selection~」特設サイト
https://sp.universal-music.co.jp/sukimaswitch/sukima-flowerlist-2/

■ スキマスイッチ Official HP
http://www.office-augusta.com/sukimaswitch/

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