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miwa concert tour 2018-2019 "miwa THE BEST" 3.16 日本武道館 ライヴレポート

March 17, 2019 19:30

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miwa concert tour 2018-2019 "miwa THE BEST" 3.16 日本武道館 ライヴレポート

写真:16日

昨年7月にベストアルバムをリリースしたmiwaが、東京・オリンパスホール八王子を皮切りに同年9月よりアルバムを携え、21都市30公演という自身最大規模のツアー【miwa concert tour 2018-2019 “miwa THE BEST”】を開催。3月15日(金)・16日(土)の2日間におよぶ日本武道館でのツアーファイナルでは、計18,000人のファンを熱狂させた。その長きにわたるツアーを支えてきたバンドメンバーは、eji(Key)、生本直毅(G)、オバタコウジ(G)、河村吉宏(Dr)、山口寛雄(Ba)、藤田真由美(Cho) 。

20190317_15_4.jpg写真:15日

筆者がレポートしたのはファイナルラストの16日(土)。真っ赤なライトをバックにmiwaのシルエットが映し出されると、スタート前の独特な緊張感は歓声に変わった。ぱっつん前髪をやめ、ショートカットになったmiwaは大人びて見えるが「chAngE」、「Faith」と序盤からオーディエンスは変わることなくタオルを回し、掛け声を響かせボルテージを上げた。夏を待ち遠しく感じさせる「君に出会えたから」のメロディや海の映像、ギターを置き手を振り続ける「360°」でのmiwaの笑顔。そんなひとつひとつに胸が躍る。
「さすがファイナルの盛り上がり。凄いですねー!」オーディエンス同様、毎年恒例となった3月の武道館ライヴを楽しみにしていたmiwaだが、この3月すでに3度目の武道館だったらしく、そのうちのひとつがオードリーのオールナイトニッポン10周年ツアー。この日、若林正恭氏が観に来ていることに触れ、「土曜の夜、オードリーさんのオールナイトニッポンもありますから、なにか喋ってくれることでしょう。」ときっちりアピールも忘れない。(ちなみにもう1回は松任谷由実さんのツアー)武道館は今後改修工事に入る為、来年3月は使用できないので、miwaは思い残すことないようライヴをしたいと語った。

20190317_15_1.jpg写真:15日

ツアーでは久しぶりの「Faraway」(筆者の記憶が正しければ、ツアーとしては【miwa -39 live-“miwanissimo 2013”】以来)も披露すると「心の中に大切な人を思い浮かべながら是非聴いて下さい。」と丁寧に想いを届けるように「オトシモノ」を歌い、細い光の束はミラーボールのように武道館の天井を照らす。ピアノの繊細な音色が美しい「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」ではMV同様、miwa自ら集めた赤ちゃんの写真が映し出され、愛に溢れたメロディと歌声が会場を包み込んだ。

20190317_15_2.jpg写真:15日

「1990年6月15日」miwaとバンドメンバーが退場し、スクリーンにmiwaの誕生日が表示されると、沢山のmiwaの成長写真が映し出された。幼少期の写真は、夢に向かい歩き出したストリートライヴ、メジャーデビューし、メンバーとの写真やツアー映像など現在に近づいていく。テロップには「仲間」「みんな」など自分を支える多くの人を示す言葉も並んだ。

再び登場したmiwaは、当時を彷彿とさせる弾き語りスタイルで、デビュー曲「don't cry anymore」を歌い、続く「めぐろ川」では「デビューからずっと一緒に演奏してくれているejiさん、オバタさん、ヨッチ(河村)とお届けします。」と、デビューからのサポートメンバーと一緒に温かいメロディを奏でた。

20190317_15_3.jpg写真:15日

他のメンバーも再び登場すると、miwaがインディーズ時代に作った「441」へ。「やっぱりこれだよね。」客席からそんな言葉が聞こえてきた。勿論全ての曲が好きと言う人も沢山いるだろうが、年代ごとに変化するmiwaのサウンドにはそれぞれファンがついており、ライヴで渾然一体となった歓声や拍手がmiwaのパワーとなっている。

20190317_15_6.jpg写真:15日

miwaは髪を切っただけでなく、全体がシャープになり動きにもキレを感じた。まるでアスリートのような。特にそれを強く感じたのは「We are the light」。短い髪を振り乱し、歌を届けようという真摯な眼差しは印象的で、エンディングのアカペラではその力強さには割れんばかりの歓声と拍手が轟く。
幼い頃から歌うことが好きだったmiwaは、こうやってステージの上で歌うことがずっと夢だったと言う。16歳でギターと作詞作曲を始め、17歳で下北沢のライヴハウスを自分でブッキング、弾き語りライヴをスタート。19歳でデビューし、素敵な仲間に出会ったこと、素晴らしいスタッフに支えられたことを真剣な表情で語る。更に「皆さんがそれぞれ照らしてくれた光で私は今ここに立っています。」と続け、「私の歌が少しでもみんなの心を照らす光となれるよう、これからも心を込めて頑張っていきます。これからもみんなの光でありたいです。そしてもっともっと最高の景色をみんなと一緒に見れるように歌い続けていきます。」と、その想いを込めてmiwaのリアルストーリー「アコースティックストーリー」を歌い上げた。スクリーンには歌と携わり始めたmiwaの写真がアルバムのようにめくられていく。会場に広がるオーディエンスの歌声、笑顔…それらを観ながらmiwaはギターを高く掲げ、幸せそうな笑顔を浮かべると、晴れ晴れとした表情で本編を終えた。

20190317_15_7.jpg写真:15日

miwaコールを受け、ツアーTシャツに着替えたmiwaとバンドメンバーが登場。miwaはこのツアーで改めて好きになった曲をバンドメンバーに訊くも、河村がうっかりこれからアンコールで演る曲名を言いそうになり「え?バカなの?」とツッコみ、会場も大爆笑。今回、ejiのアイデアでバンドメンバーそれぞれが思い入れがあるリストバンドをつけていることにも触れた。さすがバンマス!更に今ツアーは全公演、ほぼセットリストを変えたと言うから驚くし、miwaの意気込みも感じる。

20190317_16_1.jpg写真:16日

「アンコールいきますか!新曲演りまーす!」そう言うと、先程河村が言ってしまいそうだった(笑)一番好きな曲「RUN FUN RUN」へ。名古屋ウィメンズマラソン2019のために書き下ろされたチャレンジする人への応援歌にクラップは広がり、スクリーンにはMVが映し出された。続く「ストレスフリー」ではオーディエンスがタオルを回す中、miwaがローディーの“八木ちゃん”(miwaファンには有名なスタッフ)をステージ袖から引っ張り出し、一緒にタオルを回し、会場からも「八木ちゃーん!」と歓声が飛ぶ。最高にハッピーな瞬間だ。そしてオーディエンスが大合唱の「結 -ゆい-」。デビューして9年、自身最大規模のツアーを今まさに完走しようとするmiwaは、最後の一音を噛みしめるように弾き、【miwa concert tour 2018-2019 “miwa THE BEST”】は幕を閉じた。

20190317_15_5.jpg写真:15日


Text:秋山雅美(@ps_masayan


□ 3/15公演セットリスト
M1. chAngE
M2. Faith
M3. リトルガール
M4. 君に出会えたから
M5. ミラクル
M6. 360°
M7. Kiss you
M8. ホイッスル~君と過ごした日々~
M9. 片想い
M10. 夜空。
M11. あなたがここにいて抱きしめることができるなら
M12. don't cry anymore(弾き語り)
M13. めぐろ川
M14. 441
M15. ヒカリへ
M16. We are the light
M17. アコースティックストーリー
ENCORE
EC1. RUN FUN RUN
EC2. シャイニー
EC3. 春になったら
EC4. 結 -ゆい-

□ 3/16公演セットリスト
M1. chAngE
M2. Faith
M3. FRiDAY-MA-MAGiC
M4. 君に出会えたから
M5. ミラクル
M6. 360°
M7. Faraway
M8. ホイッスル~君と過ごした日々~
M9. 片想い
M10. オトシモノ
M11. あなたがここにいて抱きしめることができるなら
M12. don't cry anymore(弾き語り)
M13. めぐろ川
M14. 441
M15. ヒカリへ
M16. We are the light
M17. アコースティックストーリー
ENCORE
EC1. RUN FUN RUN
EC2. ストレスフリー
EC3. 春になったら
EC4. 結 -ゆい-


■ miwa information
http://www.miwa-web.com/

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