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片平里菜、『パパのお弁当は世界一』DVDスペシャルトークイベントで 主題歌を生歌披露!

February 17, 2018 18:00

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片平里菜、『パパのお弁当は世界一』DVDスペシャルトークイベントで 主題歌を生歌披露!

Twitterで36万人が涙した、父と娘とお弁当。普通の親子の心温まる感動の実話映画『パパのお弁当は世界一』のDVDが1月18日発売されたことを記念し、本日2月17(土)にDVDの購入対象者のスペシャルトークイベントが開催された。



大きな拍手を受け、主演で父親役の渡辺俊美、主演で娘役の武田玲奈、主題歌を担当した片平里菜が登壇。改めて司会のmicが、スペインのサン・セバスチャン国際映画祭や中国の第4回シルクロード国際映画祭で上映されたことを告げると、会場からも大きな拍手が沸いた。片平は渡辺と共にシルクロード国際映画祭にゲスト出演もしており、渡辺は「海を越えて世界で里菜ちゃんが歌っている姿をみて、本当に良かったなと思った瞬間でした。」と語る。

ここで登壇者には内緒で、監督のフカツマサカズ氏と脚本の大野敏嗣氏から映画制作のマル秘エピソードを紹介。フカツ氏は渡辺の初演技に対し「プロの役者の方じゃないのが逆にリアリティがあって、この作品とすごくマッチして良かった。料理のシーンはさすが本を出されるくらいなので本当にお上手で、逆に下手にやってもらうのが大変だったと思います。」とコメント。更に現場で渡辺が作った唐揚げが忘れなれない程美味しかったことや、役者の仕事も挑戦し続けて欲しいと綴っている。実際、渡辺は料理を下手に作るために苦労したらしく、気をつけた点や苦労話などエピソードを語った。

20180217DSC_4490.jpgフカツ氏は片平の「煙たい」や「結露」のMVを手掛ける他、多くのアーティストMVに携わっているも、映画監督は初挑戦。しかし現場は和やかな雰囲気だったらしく、渡辺手作りの唐揚げをすべて食べてしまった(かもしれない)話などで会場を笑わせた。その他、武田の撮影初日がいきなり高校生活最後のお弁当を食べるという最も大事なシーンから始まったことも明かされ、「ラストシーンから撮るのかー!と思いました(笑)」と武田も当時を振り返り苦笑い。

20180217DSC_4522.jpgそんな武田に片平は「食べ方が可愛い!」とお弁当を食べる姿を絶賛。

そして話は片平の主題歌へ。元々この映画は、今回主題歌となった片平の”なまえ”のミュージックビデオ(以下:MV)制作が発端となり映画化に発展している。フカツ氏は「最後、実際のお弁当の写真が映し出された時に流れる”なまえ”は本当に泣けます。」とコメント。片平はフカツ氏に対し「今回の映画撮影をすごく楽しんで作っていたんだろうなという感じで、観ているこっちも楽しませてもらいました。」と語った。

渡辺は「より歌がじわじわと最後に向かって余韻も含めて”なまえ”が聴けたかなと感動しています。」、武田は「エンドロールで実際のお弁当と一緒に(”なまえ”が)流れてくるので、更に感動しました。感動ポイントの一つです。」と、“なまえ”への感想をそれぞれ述べるも、片平が「単純に、色とりどりのお弁当がどんどん素敵になっていく様が観ていて面白くて、自分の曲はそんなに入ってこなかった…(笑)。」とコメントし、会場は爆笑。

脚本の大野敏嗣氏からは渡辺の演技の見どころについて「オフィスでお弁当箱を選んでいるシーンで”みどりは緑が好きだなぁ”というアドリブが個人的には大ヒットです。」とコメント。劇中ではアドリブが多いことを明かした。その他、武田演じる娘が父親と彼氏への態度の違いのリアリティや、ラジオで”なまえ”が流れた時に号泣したエピソードなども綴られていた。

またバレンタインデーに絡めて、来場者にはバレンタインチョコレートのプレゼントもあり、バレンタインのエピソードへ。実は映画公開初日に子供が生まれた渡辺。奥さんからはバレンタイン当日にチョコを貰えなかったものの、初日舞台挨拶に間に合うよう頑張って出産したことへの感謝を語った。お世話になっている人たちに配ったという武田は「選ぶのが楽しくて!」とデパ地下で色々なチョコを試食した話も交え、笑顔を見せた。一方片平は自分用のご褒美に買ったらしいが、どうやらバレンタインということも帰ってから思い出したそう。

更に会場に集まった人たちの質問もいくつか紹介された。片平への質問は「ライヴ前に験担ぎで食べているもの」。片平はライヴ前、なるべく食べないようにしているものの糖分は補給しているそうで、地方では前日にその土地の美味しいものでエネルギーをつけていると語った。武田は験担ぎというより、食べるのが好きなので、食べたいが目的で色々なものを食べていると笑顔で語った。

そして“なまえ”についての曲作りエピソードに質問が及ぶと片平は「 “なまえ”が出来る前の曲たちってメロディ先行で作ることが多かったんですけど、この曲を作る頃は言葉を大事にしたいなと思い始めた時期だったので、ノートに思いつく限り文字をいっぱい書いていた。自分の気持ちや心にとめている言葉を真っ黒になるくらい書いて、そこから自分と向き合っていって、家族というテーマに行き着いてこの曲にしようと思いました。」と語り、渡辺もこの曲を聴いた時、意外と身近で簡単に思える家族というテーマについて「あそこまで素晴らしい表現で、音符でやったことは素晴らしいと僕は思います。」とミュージシャンとしてしみじみ語った。

更にここで来場者へのサプライズとして片平の生声ライヴを披露!割れんばかりの拍手が沸き起こると渡辺もギターで参加し、“なまえ”をしっとりと歌い上げ会場を魅了した。

20180217DSC_4748.jpg歌が終わると武田も「すごく素敵ですね。時間を忘れちゃいました。」とうっとり。

最後に「僕は片平里菜ちゃんの応援のために仕事を引き受けました。決してこれからまた俳優を目指すとかではないですが(笑)、ただ武田玲奈ちゃんは素敵な女優さんでございます。里菜ちゃんと玲奈ちゃんを応援する応援団長になりたいと思いますので、よろしくお願いいたします!(渡辺)」、「今日は短い間でしたが沢山お話出来て楽しかったです。今日のお話を踏まえてDVDをお家に帰って是非また観てください。今日はありがとうございました。(武田)」、「自分の “なまえ”という曲がこういう素敵な物語に出会えたことをとても嬉しく思いますし、本当に監督はじめ俊美さんや玲奈ちゃんに演技してもらって、素敵な作品になってとても嬉しいです。ありがとうございました。(片平)」とそれぞれ最後のメッセージとして締めくくった。

Text & Photo:秋山昌未

  インフォメーション

パパのお弁当は世界一
DVD 2018年1月17日発売・2月2日レンタル開始


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発売元・販売元:ポニーキャニオン PCBP.53680
価格:¥4,500+税
収録時間:本編74分+特典映像25分

特典付属CD: オリジナルサウンドトラック
01. 今日から
02. パパが作る!
03. あちゃー…
04. やればできる
05. パパパパ
06. みどり、彼とデート
07. 彼とメール
08. ひとりぶん
09. 色とりどりな毎日
10. 最後のお弁当
11. めぐるきざむ生活
12. 食べてくれてありがとう
13. なまえ

音楽:石崎光
主題歌「なまえ」作詞・作曲:片平里菜 編曲:皆川真人
ミックス:星野文男(fUmIx)
マスタリング:山崎翼(Bernie Grundman Mastering Tokyo)
曲の名付け親:片平里菜
音楽プロデューサー:日置淳

娘のため、慣れないお弁当作りに挑む父親役はTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美が映画初主演。自身も高校生の息子のために3年間休むことなくお弁当を作り続けた過去を持つ。本作でもその見事なお弁当作りの腕前を披露している。父の作る無骨なお弁当を毎日食べる娘・みどり役はnon-no専属モデルであり、映画『暗殺教室~卒業編~』などにも出演、女優としても活躍の場を広げる人気急上昇中の武田玲奈が演じ、渡辺俊美とダブル主演を務めている。

■「パパのお弁当は世界一」DVD特設サイト
https://papaben.ponycanyon.co.jp/

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