ポピュラーミュージックのフィールドで様々な実験的試みを行ってきた見汐麻衣。埋火では私小説的な歌詞とそれを引き立たせるシンプルで浮遊感のあるバンドサウンドを、MANNERSでは石原洋をプロデューサーに迎え、都会的なグルーヴ、洗練されていながら実験的要素も含むアップ・トゥ・デイトなサウンドメイキングを作り上げてきた彼女が、ついに「見汐麻衣」名義でのソロデビュー。
「歌謡曲と(黎明期の)ニューミュージック」を意識して制作された今作は、これまでのどの作品よりも『ポップス』としての魅力を追求し、実践した1枚となった。
軽妙でグルーヴのあるサウンド、華やかさを演出するコーラスや楽器のように響く歌声。ベーシックメンバーには坂口光央(Key/Syn)、池部幸太(Ba)、濱本大輔(Dr)が参加。ゲストプレイヤーに菅沼雄太(conga)、あだち麗三郎(altosax)、高橋三太(trumpet)。録音/ミックス/マスタリングは中村宗一郎が担当した。松永良平によるライナーノーツも収録。
PCD-18827 / ¥2,315+税