スティール・ギターをはじめとするマルチ弦楽器奏者として、数多くのアーティストのレコーディングやライヴに参加するだけでなく、ソロ・アーティストとしても独自のスタイルを築き、オーセンティックなミュージック・シー ンをリードしてきた高田漣の新作アルバム、『ナイトライダーズ・ブルース』が10月にリリースになることが発表された。
今作は日本のフォーク、ロックを代表する名盤の数々を生み落とし、父・高田渡も在籍していた「ベルウッド」 からのリリースとなる。
2015年に、高田渡没後10年のトリビュート・アルバム『コーヒーブルース〜高田渡を歌う〜』をリリースしたが、オリジナル・アルバムとしては前作『アンサンブル』から約4年ぶりとなる。
今作『ナイトライダーズ・ブルース』は、高田漣の音楽的なルーツ=ロック、ブルース、カントリー、ソウル、フォーク...様々なジャンルを飲み込んで咀嚼した現代のフォーク・ソング・アルバム。4年ぶりというだけでもファンには朗報だが、アルバムに参加するゲスト・ミュージシャンの顔ぶれも必見だ。TIN PAN(細野晴臣/林立夫/鈴木茂)、長岡亮介(ペトロールズ)、佐藤良成(ハンバートハンバート)、細野晴臣を10年以上サポートしてきた黄金のリズム隊、伊藤大地+伊賀航をはじめ、野村卓史(グッドラックヘイワ)、ハタヤテツヤ(EGO-WRAPPIN’等)、秋田ゴールドマン(SOIL&"PIMP”SESSIONS)など、良質な音楽シーンを年代を超えて支える豪華ミュージシャンたちが名を連ねている。
そして今年は、ベルウッド・レコード設立45周年というアニバーサリー・イヤーでもあり、関連作のリリース(高田渡の再発盤の解説を書き下ろし)や下記の45周年イベントも開催される。
オリジネーターから受け継いだ音楽の系譜をリアルタイムで体現する世代の旗手、高田漣の最新作『ナイトライダ ーズ・ブルース』を心待ちにしたい。
■ Official HP
http://www.tone.jp
10月8日(日)「ベルウッド45周年記念コンサート」
@東京・新宿文化センター 大ホール
開場 16:30 / 開演 17:30
出演:あがた森魚、鈴木茂、はちみつぱい、細野晴臣
〜高田渡を歌う〜
高田漣
〜ベルウッドを歌う〜
45th Bellwood BAND
高田漣(g)・林立夫(drs)・北山ゆう子(drs)・伊賀航(b)・野村卓史(key)feat. キセル、GLIM SPANKY、曽我部恵一、志磨遼平(ドレスコーズ)、ハンバート・ハンバート
■ HP
https://www.red-hot.ne.jp/sp/bellwood45/