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J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016 ライブレポート DAY2:8月21日

August 23, 2016 17:50

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FMラジオ局 J-WAVE(81.3FM)が、8月20(土)、21日(日)の2日間、音楽ライブイベント「SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016」を国立代々木競技場第一体育館にて開催しました。昨年に引き続き、会場のセンターエリアに出現する円形ステージに人気J-POPアーティストを 迎えて“J-WAVE LIVE”ならではの迫力満点なパフォーマンスをお届けし、大盛況のイベントとなりました。

2日間の内容はそれぞれ異なり、初日の8月20日(土)は、日本の音楽シーンを代表するアーティストが集結。この日限りのスペシャル・パフォーマンスを届 けました。2日目の8月21日(日)は、ボーカリストをフィーチャーし“歌”にスポットを当てました。豪華ボーカリストたちをバックアップしたのは、昨年 に引き続き大橋トリオ率いるこの日限りのスペシャルバンド。この日のためにアレンジされたサウンドに、ボーカリストたちが次々と歌声をのせ、会場を魅了しました。


■ JUJU、突然の「バラードは歌いません!」

スポットライトを浴びて、大歓声に迎えられながら登場したJUJU。「やさしさで溢れるように」のイントロが流れると、10,000人の観客が総立ちになりました。ブルーを基調とした照明がJUJUを優しく包み込み、広大な空間に歌声が響きました。

“J-WAVE LIVE SUMMER JAM”のステージは円形で、360度どこからでも見られます。そのため「J-WAVE LIVEにお越しの皆様、あれ? どっちを向いたらいいのか、分からないな…」とJUJU。すると客席のあちらこちらから「こっちー!!」の声が飛び交います。さらに「大好きなJ-WAVE LIVEに3年ぶりに帰ってきて嬉しいです!」と喜びを語り、JUJUがJ-WAVEの周波数「エイティーワン、ポイント、スリー」と会場に問いかけると、10,000人が「ジェーイ ウェーブ!」と返す場面も。

3曲目に入ろうとした時には、意外な話が飛び出しました。

「今日はもうバラードは歌いません。デビューして12年、ほとんどバラートばかり歌ってたんですけど、昨年からタガが外れまして(笑)。大人がはじけられる曲も作ることにしました。ここからは、セクシーダンサーをお迎えしてお送りします」との一言で、雰囲気が一転!

「PLAY BACK」「What You Want」で、バラードとはまた違ったJUJUワールドに、観客は酔いしれました!


■ 加藤ミリヤが大橋トリオに相談した理由

夏のJ-WAVE LIVEには7年連続で出演している加藤。1曲目の「Future Lover 未来恋人」では、赤と黄色の照明が加藤の艶やかさを引き立たせ、場内はすっかり加藤ミリヤの世界に染まりました。

加藤は、大橋トリオ率いるスペシャルバンドとコラボできるのが嬉しいそうで、「大橋トリオさんが素晴らしい才能の持ち主、リハーサルの時からそれを感じています」と絶賛。大橋トリオは照れた表情を見せます。そして観客は、時にアップテンポに、時にスローな曲になるステージにすっかり魅了されていました。

続いて加藤は、リオのサンバカーニバルを彷彿とさせる、赤、白、青の羽根の付いたヘッドドレスを装着して場内を沸かせました。「リオを感じてもらいたいんです。世界には音楽やスポーツなどたくさんのパワーがあります。そのパワーをひとつにしましょう。さぁ、踊りましょう!」のかけ声で「HEART BEAT」へ。実は、今年のライブではサンバの要素を取り入れたいと大橋トリオにアレンジの相談をしていたそうです。観客はすっかり縦ノリになり、加藤らしく、激しく華麗に締めました。


■ 大橋トリオ スペシャルバンドのメンバー紹介ナシ!?

大橋トリオは昨年に続きスペシャルバンド・マスターを担当。2日目に登場する全ての楽曲のリアレンジ、そして当日の生演奏を手がけました。

そんな中、いよいよ今度は大橋トリオの番です。まずは「GOLD FUNK」で爽やかな歌声を披露すると、改めて10,000人に向かって挨拶をしました。

「こんばんは。大橋トリオです! スペシャルバンドのメンバーを紹介したいところなんですけど、人数が多すぎるのでフェイスブックか何かで調べてみてください」と言うと、ドッと笑いが起こりました。せっかくなので、大橋による紹介を聞きたかったところですが、フェイスブックによると総勢15名になるそうで、紹介している間に時間がきてしまうかもしれません…。

大橋トリオは来年で活動開始10年。そこで懐かしい曲「Happy Trail」を演奏すると告げると、ファンから歓声! 次いで「Honey」「はじまりの唄」と続けて披露。ピアノの音色が響き渡り、大人の音楽で会場を魅了しました。


■ 平井堅 ライブ後にリッツパーティー?

会場のスクリーンに「平井堅」の名前が表示されるやいなや、大歓声が起こりました。「平井さーん!」「平井ー!」「けんちゃーん!」など、ファンが思い思いの呼び方をする中、平井はピンスポットを浴びながら登場。

「告白」では、円形のセンターステージ上でダンサーがまわりを見渡すように、歌舞伎、阿波踊り、獅子舞などの要素が取り込まれたダンスを披露する中、平井が熱唱。観客は平井の歌声と不思議なダンスの世界観に魅了されていました。次いで「魔法って言っていいかな?」では、赤、緑、紫などの存在感のある照明が、エキゾチックな様子を演出。

その後、「ありがとうございました!」とさまざまな方向に向けてお辞儀をした平井は、颯爽と立ち去りかけました。すると10,000人の観客から「え~~~~!?(もう帰っちゃうの?)」の嵐。

平井は慌ててマイクをとると「すみません! 今日は時間の関係がありまして…沢口靖子さんがCMに出ていた『リッツ』の販売が終わるっていうことで、これからすぐに『リッツパーティ』に行かないといけないんです。すみません!」との”平井節”で場内は爆笑に包まれ、大きな拍手に送られながら会場を後にしました。


■ miwaのマンドリンに1万人酔いしれる

J-WAVE LIVE初登場のmiwa。憧れのライブだったそうで、出演前に「今日は気合を入れてきました! 出演することができて光栄です!」と意気込みを語ってくれました。いよいよ出番となり、大歓声を浴びながら、ゆっくりとセンターステージに登場。”元気印”のmiwaの名刺がわりともいえる1曲、「ヒカリヘ」からスタートしました。

続いて新曲「Princess」では「今日は男性も女性も、たくさんのみなさんがいらっしゃいるので、素敵な恋を見つけてくださいね」と言いつつ、マンドリンを弾きながら熱唱。その音色に10,000人が酔いしれていました。

しばらくコールアンドレスポンスで盛り上がったところで「ミラクル」へ。「夏らしく、皆さんでタオルをグルグルまわしませんか?」と提案すると、一斉にタオルがまわされ、曲の途中でmiwaも観客もピョンピョン飛び跳ねていました。

ギターやマンドリンを演奏する関係で、円形のステージ上をあちこち移動することはできませんでしたが、途中で180度クルっと向きを変え、手を振って声援に応えていました。

「君に出会えたから」を熱唱した後は、大橋トリオと「夜空。」をデュエット。2人にピンススポットが当たり、向かい合って歌う光景は、さながら映画のワンシーンを観ているようでした。


■ 絢香 10年前初めてJ-WAVE LIVEに出た思い出

今年でデビュー10周年の絢香。J-WAVE LIVEは、まさにデビューした年に初めて出演しました。「あの時、緊張しながらステージに上がったのを覚えています。10年経っても出させてもらえることを嬉しく思います」とコメント。今ではホッとする場所になってるそうです。

1曲目の「beautiful」で、10,000人の観客の心を鷲掴みに。「にじいろ」ではセンターステージも客席も、七色の照明でレインボーカラーに染まりました。「三日月」で観客を魅了した後は、デビューして10年が経過した今の気持ちを歌にしたという「THIS IS ME」を披露。

「10年活動してきて、ようやく『ダメなところもひっくるめて私なんだ』と分かってきたことがあって、そう思えてくることで、新たに見えてくることや、聞こえてくることがあるんじゃないかって。ここからさらに心を自由にして歌っていきたいという想いの、新たな決意の曲です」と語りました。

盛大な拍手に迎えられたアンコールでは、大橋トリオと「WINDING ROAD」を熱唱! 2日間に渡って開催された「SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016」は、観客も一緒に歌ってパワフルに幕を閉じました。


■ このイベントのライブの模様は、後日J-WAVEにて放送いたします。
番組名:SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016 SPECIAL
放送日:9月16日(金)DAY 1 20:00-21:50 / DAY 2 22:00~23:30
ナビゲーター:ハリー杉山、マリエ

□ イベント公式
http://www.j-wave.co.jp/special/live2016/

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