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J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016 ライブレポート DAY1:8月20日

August 23, 2016 13:00

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FMラジオ局 J-WAVE(81.3FM)が、8月20(土)、21日(日)の2日間、音楽ライブイベント「SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016」を国立代々木競技場第一体育館にて開催しました。昨年に引き続き、会場のセンターエリアに出現する円形ステージに人気J-POPアーティストを迎えて“J-WAVE LIVE”ならではの迫力満点なパフォーマンスをお届けし、大盛況のイベントとなりました。

2日間の内容はそれぞれ異なり、初日の8月20日(土)は、日本の音楽シーンを代表するアーティストが集結。この日限りのスペシャル・パフォーマンスを届けました。2日目の8月21日(日)は、ボーカリストをフィーチャーし“歌”にスポットを当てました。豪華ボーカリストたちをバックアップしたのは、昨年に引き続き大橋トリオ率いるこの日限りのスペシャルバンド。この日のためにアレンジされたサウンドに、ボーカリストたちが次々と歌声をのせ、会場を魅了しました。


■ UNISON SQUARE GARDEN 6曲駆け抜ける!

 “J-WAVE LIVE SUMMER JAM”は、体育館の中央に設けられる円形ステージでパフォーマンスを披露する、非常に珍しいライブです。当日、東京地方は朝からまさかの雷雨。しかしそんな”雷雨”が”ライブ”開催を気遣ったのか、午後にはピタリと上がり、見事な晴天となりました。

実は、ヴォーカルの斎藤は、ライブが始まる約5時間前にJ-WAVEの番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)にも登場。J-WAVEのリスナーは音楽が大好きな人が多いので、期待に胸を膨らませていると、ライブへの思いを語っていました。

そして16時に会場が暗転。ブルーの照明に包まれながらメンバーが登場すると、会場を埋め尽くした10,000人の観客から、割れんばかり拍手が起こりました。「今日は長丁場なので、各自のペースで楽しんでください」と言いつつ、息つく暇もないほどのハイテンションであっという間に6曲を駆け抜けました!

会場のフロアを揺らすほど盛り上げた3人は、ライブ終了後、汗でびっしょり。斎藤は「完全燃焼しました!」とやりきった表情を見せていました。


■ スガ シカオ「全国区にしてくれた名曲」を熱唱

真っ赤な照明の中、登場したスガ シカオ。「みんな、楽しんでますか? たくさんの人の前で歌うことができて、幸せです! 夏の楽しい思い出を一緒に作りましょう」と挨拶。「赤い実」「真夜中の虹」を立て続けに歌い上げました。

3曲めは「夜空ノムコウ」ですが、ここでスガは「デビューして間もない頃、知名度のなかった『スガシカオ』という名前を、全国区にしてくれた曲です。大きな感謝を込めて歌います」とコメント。会場は大きな歓声に包まれ、歌の途中で口ずさむファンも多くいました。

その後、「コノユビトマレ」でアップテンポなノリに一変。あっという間にラストの曲の時間となり「時間が経つのは早いね! この続きは秋のツアーで(笑)」と言いつつ「Progress」で締めました。

ライブ終了後、スガは「360度お客さんに囲まれたステージは初めてで、見渡す限り、温かいお客さんでよかった」と話していました。


■ TRICERATOPS、K、藤巻亮太 SPバンド再結成

「BEAT PLANET BAND」はJ-WAVEで月曜―木曜オンエア中の番組「BEAT PLANET」(ナビゲーター:サッシャ)から生まれたバンドです。

初のライブを開催して再結成を誓ったのが3月。「こんなに早く復活するとは思いませんでした」と、メンバー全員大喜び。スケジュールの都合で三浦大知は参加できませんでしたが、「今日は5人で力を合わせて、皆さんと楽しみたいと思います!」と客席を煽ります。

ヴォーカルは和田唱、K、藤巻亮太が代わる代わる担当。メンバー全員の持ち味を最大限に生かしたパフォーマンスとなりました。

MCでは、Kが「ステージに立てて光栄です」と喜びを表し、藤巻は「ソロになってもう一度、バンドを組むとは! 最高のメンバーです!」と笑顔で語っていました。

ところで、「BEAT PLANET BAND」は別名「カレーなる一族」とも言われています。その理由について、和田は「いつもカレー屋さんで打ち上げをするんですけど、J-WAVEのナビゲーターの秀島史香さんがそのことを知っててくれて、『カレーなる一族』と呼んでくれたのを、そのまま使いました」と解説。そしてラストは、「僕らはそろそろインドに帰ります。でも飛行機に乗って帰るのではなく、ロケットに乗って帰ろうと思います」と言いつつ「ロケットに乗って」で締め括りました。

曲が終わると、メンバー5人が肩を組み、「来てくれてありがとう!」と、深々とお辞儀をしてステージを後にしました。


■ THE BAWDIES「心のパンティー破り捨てます」

THE BAWDIESは、「Land Of 1000 Dances」(Wilson Picket)をSEに颯爽と登場。さっそく「NO WAY」を挨拶代わりに演奏し、休憩直後の観客のテンションをいきなり引き上げました!

ヴォーカル、べースのROYが「私たちはお祭りを盛り上げるための打ち上げ花火でございます。皆様は、お祭りのド真ん中にいらっしゃいます。我々の打ち上げ花火がございます、ロックンロールと呼ばれる祭囃子が聞こえてくる…それだけで十分じゃないですか!? 心を裸にして楽しんでいただけますか!?」と観客に問いかけると、歓声と拍手が起こります。「それでは打ち上げ花火、いかせていただきたいと思います」の一言で「ROCK ME BABY」「45s」へ。ノリノリで、飛び跳ねるファンも続出。

それでもROYは「まだ、心が裸になってない。心が浴衣を着てらっしゃる。いや、饒舌すぎましたね。心にパンティーを穿いている方、そんなもの、我々が破り捨ててやろうかと。そう思っている次第であります!」と煽り、場内は笑いに包まれました。

その後「SUNSHINE」「HOT DOG」「IT’S TOO LATE」と激しいパフォーマンスが続き、最後はTHE BAWDIES恒例、観客との「ワッショイ!」コールで綺麗に締めました。


■ 森山直太朗の細かい演出に観客沸く!

森山はピンスポットの光を浴びながらステージに着くと、スケッチブックを取り出して床に置いたギターケースに立てかけました。スケッチブックには、マジックで大きく「森山直太朗」と書いてありました。その文字は大型スクリーンにも映し出され、細かい演出に会場は大盛り上がり。

まずは「生きとし生ける物へ」「どこもかしこも駐車場」をしっとりと歌いました。

その後、「魂、それはあいつからの贈り物」に移る際、森山は観客に手拍子を促そうとしましたが、観客は音に合わせてすでに手拍子を始めていました。すると「さすが、J-WAVEのリスナー。もう手を叩き始めてる。でも、今から叩いてたら、後半もたなくなるかも(笑)」と気遣う場面もありました。

“J-WAVE LIVE SUMMER JAM”に出ることになり、この日を楽しみにしていたという森山。「代々木サイコー! J-WAVEサイコー! またレギュラー、やらせてねー!」と叫ぶと、拍手が一層大きくなりました。

終盤には「夏の終わり」「12月(2016Ver)」を披露。来月21日に“オールタイムベストアルバム”を発売することを告げると、森山は余韻を噛みしめるように、ステージを後にしました。夏の暑さを忘れさせるような曲目の数々でした。


■ 秦 基博&森山直太朗 共演で衝撃の事実が…!?

初日のトリを飾るのは秦 基博。「秦さ~ん」と黄色い声援が飛び交う中、ゆっくりと登場しました。

「トリでございます。この後は何も残さなくてもいいので、存分に楽しんでもらえれば」と伝えたところで「アイ」からスタート。続く「SEA」「ディープブルー」「鱗(うろこ)」と照明を駆使した幻想的なステージの連続となりました。

「スミレ」では、MVでもおなじみのスミレダンサーズが華やかに登場し、観客全員でダンスを楽しみました。10,000人の観客が同じ動きをしている光景は見事でした。

さらに、アンコールでは森山直太朗が再び登場! まさかのコラボに会場は大興奮。しかし、ここで2人はあることに気づきます。

秦:若干、服が被ってるんです。
森山:大丈夫。このまま2人で営業に行けるよ、ハタ坊。
秦:いや、「ハタ坊」って呼んだことないでしょ!

そんな2人が熱唱したのは「ひまわりの約束」。歌い終わると、ハイタッチ&グータッチ。大歓声に包まれながら「SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016」の初日は幕を閉じました。


■ このイベントのライブの模様は、後日J-WAVEにて放送いたします。
番組名:SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016 SPECIAL
放送日:9月16日(金)DAY 1 20:00-21:50 / DAY 2 22:00~23:30
ナビゲーター:ハリー杉山、マリエ

□ イベント公式
http://www.j-wave.co.jp/special/live2016/

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