Sissy、初のファンクラブイベントが大盛況！

May 24, 2016 18:00

今年の11月に結成8周年を迎える4ピースバンドSissyが、5月23日（月）東京・池袋hoteyesにて初のファンクラブ「CLUB44」イベントを開催した。

ファンクラブイベントということで、いつものライヴでは聴けない曲や聞けない話を披露したいとリーダーの原 理史（G）は挨拶。“手紙”からライヴはスタート。この曲は東日本大震災の被害を受けた東北のファンから届いた手紙がきっかけで書かれたということや、続く“ヒトリヨガリ”は松田栄作（Vo）がまだ20代の頃、実体験に基づいて書いたことなど、この日はそれぞれの曲が出来た経緯や想いも語っていった。


Sissyは4月に機材車盗難被害にあい、当面はアコースティックでのライヴを余儀なくされている。（機材車購入に関しては現在クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げ、わずか半日での目標金額の100万円を超えた！）当然この日もアコースティックでのステージだったが、彼らの楽曲力や歌唱力は損じられることなく、この日集まったオーディエンスを魅了した。

リリースに関係なく曲を沢山作ろうという期間があったらしく、話はメンバー全員で曲を書いていた時のことに。松田は「この人（示村）がよく分からないロックの曲を作ってきたり。」 と言うと、示村俊人（Ba）の作ってきた曲の話で会場も爆笑に。しかしその延長で他のアルバム曲が出来たことなど、コアなファンでも驚く秘話も飛び出した。

4月にリリースしたアルバム『novel^』の制作中、松田は人との繋がりがあるから自分があるということを感じる出来事があったことを語ると「今、感じたことは今、曲にしないといけないんだと思った。」と続け、 そういう想いから生まれた“花鳥風月”へ。メンバーの軽妙なトークに手を叩きながら笑っていたオーディエンスも、松田の想いや和のテイストを大切にした美しいメロディに耳を傾けた。
イベントも中盤、アコースティックでの“Wake”はアルバムとは違うグルーヴに溢れ、特に佐藤公彦（Dr）の心地良いカホンの響きと、原のクリアなギターの音色が会場を盛り上げると“SHAKE!”、 “Nancy“で更にヒートアップ！“Nancy“ ではメンバーソロも入り、示村はフロアに降りてプレイする一幕も。

今年デビュー8周年を迎えるSissyは、スキマスイッチの常田真太郎氏をプロデューサーに迎え、5月より8ヶ月連続でシングルをリリース。第一弾は今月15日にリリースしたばかりの“ボクらの確率論”。スキマスイッチのファンだと公言する松田は、今作での常田氏との関わりなどを語り、この曲で本編が終了した。

アンコールで再びメンバーが登場。“Ready Go!”がアンコールのかけ声として定番になっている話や、親とのLINEのこと、カラオケの話、結成当時の彼女話など、本編同様のユルいトークで笑いが絶えないが、イベント最後は“Ready Go!”でオーディエンスの歌声も響き、再度ヒートアップ！
楽曲にまつわる話は勿論のこと、メンバーのパーソナルな部分まで垣間見えそうな初のファンクラブイベントは大盛況で幕を閉じた。このファンクラブイベントは来月も開催が予定されている。


text&photo：秋山昌未


□ セットリスト
M1. 手紙
M2. ヒトリヨガリ
M3. ストロベリー
M4. 各駅停車の未来
M5. 花鳥風月
M6. Wake
M7. ヒカリノユクエ
M8. SHAKE!
M9. Nancy
M10. ボクらの確率論

Encore
En1. Ready Go!


■ キャンプファイヤー内クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/6906

■ Sissyオフィシャルウェブサイト
https://sissy-web.amebaownd.com

■ Sissyレーベルオフィシャルサイト
http://ssy.tokyo

■ Sissy 8th Anniversary特設サイト
http://ssy.tokyo/anniversary_8

■ オフィシャルファンクラブclub44
http://fan.pia.jp/club44/