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ボブ・ディランを聴いて歌って描きまくった!浦沢直樹展記念イベント開催!「ライブ・ドローイング」に誰もが感動!

February 2, 2016 17:50

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ボブ・ディランを聴いて歌って描きまくった!浦沢直樹展記念イベント開催!「ライブ・ドローイング」に誰もが感動!

浦沢直樹氏初の本格的個展『浦沢直樹展描いて描いて描きまくる』を記念して、浦沢作品のルーツたるボブ・ディランとの関係性に迫る特別イベント『ボブ・ディラン 聴いて歌って描きまくる』が1月31日(日)世田谷文学館にて行なわれた。会場は応募抽選の上入場したファン200名で満杯、イベントは約一時間半にも渡り大盛況のうち終了した。

イベントでは、浦沢直樹氏がディランの曲に日本語詞を付けたものや、自身の最新作からの楽曲をアコースティック・ギターで演奏。浦沢氏所有のボブ・ディランの貴重なアナログ盤から「日本盤」「US初版」「45回転盤LP」「モノ盤」「プロモ盤」などを最高の機器で聴き比べ。ボブ・ディラン作品の各アルバムのジャケット写真をスクリーンに投影しながら、その時代時代における出来事やジャケットにまつわるエピソードをトーク。そして、ディランの曲を聴きながらその場でイメージする絵を描きあげる「ライブ・ドローイング」には誰もが圧倒された。「ライブ・ドローイング」は、まず浦沢氏自身がギターでディランの曲のフレーズをつま弾き、それをループで流しながら、下書きもなしに一気に描き上げていき、完成後その絵を写しながら曲を演奏するという試みで、浦沢直樹ファン、ディラン・ファンにとっても非常にたまらない貴重な瞬間だったことだろう。会場にはボブ・ディランの歴史を浦沢氏が絵で書いた年表が展示されるなど、浦沢氏のボブ・ディランへの想いが詰まったイベントとなった。

『YAWARA!』、『MONSTER』、『20 世紀少年』、『PLUTO』、『BILLY BAT』などでおなじみの漫画家浦沢直樹氏は大のボブ・ディラン・ファンとしても有名で、『週刊文春』の連載タイアップ企画「青春ロック!」“ボブ・ディランと僕の関係”に出演したことをきっかけにこのイベントが実現した。

浦沢直樹氏初の本格的個展『浦沢直樹展描いて描いて描きまくる』は3月31日まで世田谷文学館にて開催中。

ボブ・ディランは4月に2年振り、通算8度目の来日公演が決定している。4月4日の東京オーチャード・ホール公演を皮切りに、28日の横浜まで全国4都市、12公演が予定されている。(http://udo.jp/

フォトクレジット:Yuki Kuroyanagi


■ ボブ・ディラン日本オフィシャル
http://www.sonymusic.co.jp/bobdylan

  関連画像

  リリース情報

ボブ・ディラン
「ザ・カッティング・エッジ1965-1966(ブートレッグ・シリーズ第12集)」

2015年11月18日発売

ザ・カッティング・エッジ1965-1966(ブートレッグ・シリーズ第12集)

CD6枚組デラックス・エディション

SICP-30591〜6 / ¥20,000+税

ザ・カッティング・エッジ1965-1966(ブートレッグ・シリーズ第12集)

CD2枚組スタンダード・エディション

SICP-30597〜8 / ¥3,600+税

  インフォメーション

「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」

2016年1月16日(土)~3月31日(水)世田谷文学館

凄まじい原稿量、圧倒的な画力、比類なき物語性——
現役漫画家の最高峰・浦沢直樹のペン先のすべてがここに!

鬼才・浦沢直樹。『パイナップルARMY』『YAWARA!』『MASTERキートン』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』『BILLY BAT』——発表してきた作品すべてを「代表作」と呼べる、稀代のヒットメーカーである。本展では、単行本一冊丸ごと分の原稿展示をはじめ、ストーリーの構想メモ、ネーム、秘蔵のイラストやスケッチ、少年時代の漫画ノートまで、浦沢直樹のペン先の熱量に触れることができる膨大な手稿を公開する。「描いて描いて描きまくる」浦沢直樹の創作を、是非目撃していただきたい。

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