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RADWIMPS、対バンツアー「RADWIMPSの胎盤」第七夜!クリープハイプとのガチンコ!

November 19, 2015 21:00

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RADWIMPS、対バンツアー「RADWIMPSの胎盤」第七夜!クリープハイプとのガチンコ!

RADWIMPS対バンツアー、7夜目はZepp Fukuokaにて、クリープハイプを迎えて行われた。開演前から、紅潮した顔のお客さんが多く、会場にはうわずったような、火薬がチリチリするような空気が流れていた。

会場が暗くなり、クリープハイプが登場すると大歓声が起こる。1曲目の「イノチミジカシコイセヨオトメ」が始まり、会場が揺れる。RADWIMPSのタオルを首にかけたファンも、ガンガン飛び跳ねていて、尋常ではなく床が揺れる。「手と手」「愛の標識」と演奏したあと、「普段いろんなバンドと対バンしていて、負けたくないって気持ちもどこかであって、いつもは相手のことは言わないのだけど、今日は嬉しいので言います。呼んでくれてありがとうございます」そしてまた、会場が揺れる。

20151118creepmain.jpgライブの中盤で披露された「オレンジ」。「オレンジの光の先へ / その先へ」と観客が強く手を伸ばしている。手を伸ばしたら、クリープハイプの先にあるものに触れるかのように。ステージでのオレンジの光は一転青になり、「憂、燦々」が始まる。アップテンポの曲では、観客が縦に飛び跳ねるので床が揺れるのだが、このようなミディアムの曲では、1階アリーナの観客が前後左右にぐらんぐらんと揺れ続けている。みんなが一歩でも前で、尾崎の歌を聴こうとしている。真ん中に向かって全員が押し続けた結果、地震でプレートが跳ねるように、左右のどこかにチカラが分散して人波が崩れていく。研ぎ澄まされた緊張感のある演奏は、観客にそんな反応をさせていた。

「RADWIMPSは、ずっと付き合ってて最近結婚したらしい彼女と、4枚目のアルバムをずっと聴いてました。残りの曲も、一生懸命やります」と、後半戦の「ウワノソラ」から「HE IS MINE」までの展開は、バンドが別な次元に入ったかのようなドライブ感に圧倒された。

RADWIMPSのライブは壮絶なまでにグルーブをし続け、ツインドラムは、風神雷神のような凄みが出ていた。「クリープハイプ、出てくれてありがとう。あの曲が生で聴けてホントに嬉しかったです」と、野田のコメントが会場を沸かした。

「憂、燦々」を聴いて、「なんだ、この曲は!」と思ったそうだ。「デビュー10周年と言うことで、ツアーをやっています。こんなに長くやるとは思ってもいなかったけれど、昔から知っているとか、今日知ったとかは関係なくて、目の前にいるあなたのおかげで今もやれています。10周年と言っても、まだまだ3行目あたりのこの人生って思っています」「3行目あたりのこの人生」というコメントで、大きな歓声が起きる。これは、11月25日発売の新曲「 ‘I’ Novel 」の一節だ。この歓声は、対バンツアーが始まった頃には、なかったリアクションだ。リスナーのカラダの中に歌詞が染みわたっているのが感じられた。RADWIMPSの歌はいつもこうやって、リスナーのカラダの中で育ち、その人だけの歌になる。

RADWIMPSとクリープハイプ。両者とも厳密に正確に、他者と1対1のコミュニケーションを追求し、それを表現してきた。その根幹にいる、野田洋次郎と、尾崎世界観。二人とも、とてつもなく誠実な人なんだと思った。自分が信じている相手に対して。それは、リスナーや目の前にいる観客に対してだ。二人は、自分が傷つこうが、何かを損なわれようが、そんなことはいとわずに、誠実に向き合おうとする。もっと楽で効率の良い方法も知っているし、それも出来るのだけれど、そうしようとしない。愚直なまでに、自分を届けることに日々の全てを使う。何故、二人がそうなったのかと、考えながらライブを観ていた。たぶん、彼らのありのままを、一滴でも多く吸収したくて、日々を使うファンがいるからだと思う。

RADWIMPSの対バンツアーに出たあと、きのこ帝国の佐藤は、こう語っていた。「RADWIMPSのお客さんは、暖かいですね。お客さんはバンドを映し出す鏡だと言うけれど、ホントなんですね。RADWIMPSのメンバーもお客さんも暖かくて、たくさん救ってもらいました」

ハナレグミのライブでは、アンコールで登場した永積が、「素晴らしいオーディエンスだよね。一緒に音楽を作ってんだなって、感動しました」と言っていた。

RADWIMPSと観客は、10年かけてそういう関係性を作ってきた。それが手紙のように「 ‘I’ Novel 」の歌詞に編み込まれている。

カメラマンクレジット:植本一子


いよいよ来週リリース、RADWIMPSのニューシングル「記号として /  ‘I’ Novel 」。本日より、「記号として」のジャケット写真から派生したアイコン企画がスタート。

「 ‘I’ 」のアイコンが印象的なニューシングル「記号として / ‘I’ Novel」、私小説を意味する「I Novel」の「I」でありつつも、「I=私」であり「愛」であり様々な解釈ができる記号としても機能している。この「I」を全アルファベット・数字のパターンで作成し、10th ANNIVERSARYのニューシングルページに用意されている。SNSのアイコンなどに、ぜひ活用、拡散いただきたい。


■「 ‘I’ Novel 」配信サイトURL
iTunes:http://po.st/itinoveltc
レコチョク:http://po.st/reinoveltc

■ RADWIMPS 10th ANNIVERSARY
radwimps.jp/10th

■ RADWIMPS official HP
radwimps.jp

  関連画像

  リリース情報

RADWIMPS
「記号として / ‘I’ Novel」

2015年11月25日発売

-収録曲-

記号として
‘I’ Novel
お風呂あがりの

  インフォメーション

10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤

11月4日(水)Zepp Tokyo
Guest Act : 米津玄師

11月5日(木)Zepp Tokyo
Guest Act : きのこ帝国

11月9日(月)Zepp Namba
Guest Act : plenty

11月10日(火)Zepp Namba
Guest Act : LOVE PSYCHEDELICO

11月12日(木)Zepp Sapporo
Guest Act : ゲスの極み乙女。

11月16日(月)Zepp Nagoya
Guest Act : ハナレグミ

11月18日(水)Zepp Fukuoka
Guest Act : クリープハイプ

11月23日(月・祝)横浜アリーナ
Guest Act : Spitz

11月24日(火)横浜アリーナ
Guest Act : いきものがかり

11月25日(水)横浜アリーナ
Guest Act : ONE OK ROCK

11月28日(土)Zepp Tokyo
Guest Act : Mr.Children

■ 11月28日(土)追加公演チケット詳細
前売 ¥6,900(ドリンク代別途要)
・1F スタンディング(入場整理番号付)
・2F 指定席
・2F スタンディング(入場整理番号付)
枚数制限:お1人様2枚まで(未就学児童の入場不可)
■ チケット一般抽選販売
11/12(木)12:00~11/17(火)23:59 までエントリー受付
web 受付:http://eplus.jp/1128-radwimps-no-taiban/
■ チケット一般発売
11/27(金)20:00 よりイープラスにて発売開始(先着)
・web 受付:http://eplus.jp/rad10th-1128/  ※クレジット決済のみ
・店頭販売 FamilyMart「Fami ポート」

10th ANNIVERSARY LIVE TOUR FINAL RADWIMPSのはじまりはじまり
12月23日(水・祝)
幕張メッセ国際展示場
開場/開演時間 16:30 / 18:00
料金/席種 前売 ¥7,900 / スタンディング ※お1人様4枚まで(未就学児童の入場不可)
■ チケット一般抽選販売
11/12(木)12:00~11/27(金)12:00 までエントリー受付
web 受付:http://eplus.jp/rad10th-1223/
■ チケット一般発売
12/5(土)10:00 より発売開始(先着)発売詳細は後日。

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