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地元再訪第三編:それ解凍

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東京へ戻る前にどうしようか、行くのは少し面倒だけれど…”

天気は良いし、きっと気持ち良いかもしれない…”

 

 

 

と、僕の場合そんなふうに考えてるということは十中八九行くということと同じ。

 

前日のお祭りでの土砂降りが嘘だったかのように晴れた正午少し前、

 

心地よい空腹を引っさげて、懐かしや用宗(もちむね)港へと向かった。

 

 

 

 

 

生しらす丼を食べに。

 

 

 

 

 

前回の続きです、先日のラジオではその模様をお伝えしました。

 今回も写真を添えてより詳しくお届けします。

 

 

 

静岡駅から二つ目の用宗駅を出て県道416号線を歩くこと約15分、

 

用宗港へとつながる"小坂川"が見えて来る。

 

 

 

その川の河口付近は港内よりも良い型のハゼが釣れる(と僕は思っている)ポイント。

 

やはりこの日も数人の釣り人が糸を垂らし、脈釣りを楽しんでいた。

 

今頃はサイズの大きいオチハゼが釣れている頃かな

 

IMG_4987.jpg

ここが用宗港。

 

小さな港だけれど、幼い頃から釣りといえばここというくらい親しんだ港。

 

この港に釣りの楽しさを教えてもらったと言っても良い。

 

 

 

この用宗港の港内には漁協直営のどんぶりハウスという、見た目的には、その

 

ハウスと言うよりコンテナなのだけれど、出てくる漁師飯は最高に美味い。

 

その日水揚げされたものを出してくれるので鮮度抜群。

 

青空食堂なので景色も潮風も気持ち良いし、お財布にも、優しい。

 

 

 

久しぶりに食べるとなると、だんだん、なんだか勿体ない気持ちになって、

 

別に用もないのに港内をぶらぶらして海面を眺めてみたり、

 

釣り人のクーラーボックスを覗き見したり、

いよいよフラつきそうな空腹になったところでお店に向かいましたしかし

 

IMG_4989.jpg

本日の営業は終了しました

 

 

 

 

 

(う、嘘だ…)

 

 

 

 

 

どんぶりハウスは県内外問わず人気のお店です。

 

やがてどんぶりハウス目当てに来たと思われる車が続々と港内に入ってきたけれど、

 

全車、お店の前まで行って、一旦停止、状況把握、切り返し、離脱

 

 

 

僕もすぐには認めたくなかったので、その様子を一本吸いながらしばらく眺めていました。

 

おそらく天候、台風の影響もあって漁に出ていなかったのかもしれない。

 

 

 

けれども空腹はおさまらないので近場でお店を探していたら、

 

生しらすのノボリを立てたお店を発見したので、そこで食べていくことに。

 

IMG_4995.jpg

美味しかったです。

 

美味しかったし安かったですが、これは

 

 

 

 

 

(解凍したやつだ…)

 

 

 

 

 

どんぶりハウスで出してくれる生しらす丼のしらすは、もっと一匹一匹が大きめで、

 

食感もプリッとしていて、どこか甘味もあるのだけれど、

 

解凍になるとどうしても妙な苦味というか、ジャリ感が否めない。

 

色も、もともと灰色だけど、透明感が少ないというか、なんか、つや消しグレー

 

だから、生しらすを初めて食べて「なにこれマズ」と思ったことのある方は、

 

ぜひ獲れたてを食べてみてほしい。そのマズかったやつはおそらく解凍生しらすだ。

 

某島などで出されている異様に割高な生しらす定食なんかにも気をつけろ。

個人の感想です。

 

 

 

 

 

 

 

そうしたわけで生しらす丼リベンジの気持ちを用宗港に残し、東京に戻りました。

 

エッシャー(芸術)→お祭り(伝統)→生しらす丼(食文化)、

 

という流れでの久々の地元お盆再訪、なかなか濃かった様に思います。

 

地元をこうして知っていくほどに、自分自身の体や心の要素というか、

 

礎みたいなものも、もっと見えてきそうな気がします。

 

 

 

よく自分探しにと言って、未だ見ぬ遠くへと旅に出る人もいますが、

 

自分を知りたかったら、自分自身のスタート地点、

 

育ててくれた両親や、地元のことを知るのが一番かもしれません。

 

 

 

 

 

ちなみに、前回のコラムで愛知と京都のライブについて触れましたが、

 

そのライブを終えて東京に戻りがてら、再び静岡、今度は“Nを訪れました。

 

次回はその模様を、まずは9/24()レギュラーラジオで。

 

その後、このコラムにも写真を交えて記載します。放送とあわせてお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

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  PROFILE

suzumoku

2007年、アコースティックギターを片手に音楽シーンに突如現れ、アルバム「コンセント」でデビュー。その荒々しくも正確なフィンガリング、独自性、強烈な歌声は“オルタナティブフォーク”と形容されるシンガーソングライター。